池内博之、役のため12キロ減量!『イップ・マン』監督プロデュースの香港映画に出演へ
映画『アウトレイジ 最終章』やドラマ「S -最後の警官-」などで知られる俳優・池内博之が、『イップ・マン』シリーズのウィルソン・イップ監督がプロデュースする香港映画『智歯(原題)』に出演することが明らかになった。
同作では、イップ監督が製作に回り、映画『ドラゴン×マッハ!』『モンキー・マジック 孫悟空誕生』などのソイ・チェン監督がメガホンを取る。出演者には池内のほか、『イップ・マン 序章』のラム・カートンや、アン・リーを父に持つメイソン・リーらが名を連ねている。
映画は、数年前に妻を交通事故で亡くした警官(ラム)と、警察学校を卒業したばかりの新米警官(メイソン)がある殺人事件の犯人を捜索することから始まるクライムサスペンスアクション作品になるとのこと。池内は、事件のカギを握るホームレスの男・山田収を演じるという。
今回の撮影に入るにあたり、池内はかなりの肉体改造に取り組んだよう。彼は「顔合わせで監督と初めてお会いした時、痩せてくれないかといわれたので、まずは12kgの減量が過酷でした。なんせ、1か月半しかなかったものですから(笑)」と振り返る。
役柄上衛生的ではない場所での撮影も多かったといい、かなり撮影は大変だった様子。だが「社会からも家族から見放されたホームレスという役柄で、台本を読んだ時点で大変難しい役柄だと思いました。実際に演じてみても難しい役柄でしたが、同時にとてもやりがいを感じました」とのこと。また池内は「主演のラム・カートンさんと、メイソン・リーさんとは以前映画で共演したこともあり、現場にはすんなり入れました」とも語り、彼のアジアでの活躍ぶりをうかがえるコメントも寄せていた。(編集部・井本早紀)