六本木で一夜限りのアートの饗宴
「六本木アートナイト2017」今週末開催

2017.09.29


©六本木アートナイト実行委員会

2009年より開始し、今年で8回目を迎える毎年恒例のイベント「六本木アートナイト2017」が、今週末9月30日から10月1日にかけて開催される。六本木ヒルズ、森美術館、東京ミッドタウン、サントリー美術館、、21_21 DESIGN SIGHT、国立新美術館のほか六本木各所がアート空間となる。

今年のテーマは「未来ノマツリ」。美術館だけでなく六本木の街で行うアートイベントとして、大勢の人が楽しむ“祭”のようなイベントにしたいという意味が込められている。また、本年のメインプログラム・アーティストとして蜷川実花氏が迎えられ、六本木ヒルズアリーナには蜷川氏らしい色鮮やかな巨大インスタレーションが登場した。



近年、アートを用いた街単位のイベントが日本全国で開催されているが、夜通しかけて行われる一夜限りのアートの饗宴とは、なんとも六本木という街らしいアプローチだ。

また今年は新しい試みとして、ASEAN設立50周年となる今年、「東南アジアプロジェクト」として東南アジアのアーティストが“祭り”をテーマに地域のコミュニティーメンバーと協働した作品を発表する他、多種多彩なアート作品が六本木各所に出現する。

この六本木アートナイト実行委員長を務める、森美術館館長 南條史生氏は、「今日の国際社会において、日本が存在感を示すにあたり、文化の重要性はますます高まって来ています。その中で、東京のクリエイティビティを可視化し、国内外に向けて発信するイベントの一つとして、六本木アートナイトをさらに盛り上げていきたい」(一部抜粋)とコメントを出している。

10月1日日曜日の18時まで開催されているが、アートナイトというからにはコアタイムとなる日没から日の出までの時間、めいいっぱい六本木のアートの祭典を楽しみたい。

(Text:TOKYOWISE編集部)


<開催概要>
六本木アートナイト 2017
▪︎日 時:2017(平成29)年9月30日(土)〜10月1日(日)
 <コアタイム>9月30日(土)17:27【日没】〜10月1日(日)【日の出】05:36
 ※コアタイムはメインとなるインスタレーションやイベントが集積する時間帯。
▪︎開催場所:六本木ヒルズ、森美術館、東京ミッドタウン、サントリー美術館、21_21 DESIGN SIGHT、国立新美術館、六本木商店街、その他六本木地区の協力施設や公共スペース
▪︎入場料:無料(但し、一部のプログラム及び美術館企画は有料)
▪︎主 催:東京都、アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)、港区、六本木アートナイト 実行委員会【国立新美術館、サントリー美術館、東京ミッドタウン、21_21 DESIGN SIGHT、森美術 館、森ビル、六本木商店街振興組合(五十音順)】
▪︎公式サイト:http://www.roppongiartnight.com/2017/
▪︎Facebook:https://www.facebook.com/RoppongiArtNight/
▪︎Twitter:https://twitter.com/r_artnight
▪︎Instagram:https://www.instagram.com/roppongi_art_night_official/
▪︎開催趣旨:「六本木アートナイト」は、生活の中でアートを楽しむという新しいライフスタイルの提案と、大都市 東京における街づくりの先駆的なモデル創出を目的に開催する、一夜限りのアートの饗宴です。様々な商業施設や文化施設が集積する六本木を舞台に、現代アート、デザイン、音楽、映像、パフォーマンス等の多様な作品を街なかに点在させ、非日常的な一夜限りの体験をつくり出す本イベントは、東京を代表するアートの祭典として2009年3月にスタートし、年々発展を続けております。
※内容は一部変更になる可能性があります。

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