谷村孝さん(画像は日本バレーボールリーグ機構の公式サイトより)

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男子バレーボール元日本代表の谷村孝(たにむら・こう)さんが2017年9月3日、死去した。35歳だった。

現役時代に所属していた「Vリーグ」のパナソニック・パンサーズの広報担当者などによれば、死因は心筋梗塞という。突然の訃報に、インターネット上では「信じられない」「早すぎます」といった驚きや悲しみの声が広がっている。

清水邦広「こんなに悲しい事はない」

福岡県出身。中央大学を卒業後、2005年にパンサーズに入団。本職のウィングスパイカーだけでなく、高い守備力を買われリベロのポジションも務めた。2016年の現役引退まで11シーズンにわたり活躍し、4度のリーグ優勝に貢献した。2004年、2008年には全日本代表チームにも選ばれている。

谷村さんを高校時代に指導し、6日に行われた葬儀では弔辞を読んだという母校・福岡大附属大濠高校男子バレー部顧問の大賀俊信さん(55)は7日のJ-CASTニュースの取材に、

「病気で入院していた訳でもなく、本当に突然の訃報でした。自宅で突然、倒れたと聞いています。ただただ驚いていますし、本当に残念です」

と話した。

今回の訃報を受け、ツイッターには谷村さんの現役時代を知るファンを中心に、

「早すぎます。悲しいです。心よりご冥福をお祈りいたします」
「いぶし銀のプレーとキャプテンシーは忘れられません ご冥福をお祈りします」
「オールラウンダーで、代表でもチームでも頼れる素晴しい選手でした」
「コートの外でも中でも、いつも皆んなに声かけして、そして、コートをよく駆け回ってましたね まだまだ信じられない」

といった追悼の声が数多く出ている。

また、谷村さんとパンサーズで7年間チームメートだった、男子バレー日本代表の清水邦広選手(31)は5日のツイッターで、

「偉大な先輩が35歳という若さで永眠しました。パナソニックでも代表でも栄光を築き上げた偉大な先輩。一緒に旅行したり飲んでバカやって笑ったり辛いときも一緒に乗り越えてきた。優しい先輩でもあって仲間だったし家族だった」

とコメント。その上で、「こんなに悲しい事はないです。ご冥福をお祈りいたします」とツイートを結んでいる。