私、失敗しないので。板前秘伝のチャーハンがパラッパラで旨い
毎回食欲をそそるレシピを紹介してくださる、無料メルマガ『独身男性が自分で作る簡単! 腹いっぱい! ガッツリレシピ』の著者で現役板前のgatugatu佐藤さん。今回は読者の方からの「美味しいチャーハンのレシピ」というリクエストにお答えする形で、夏にぴったり、しかも絶対に失敗しないチャーハンの作り方を伝授してくださっています。
絶対失敗しない! 簡単! 豚キムチチャーハン
gatugatu佐藤です。読者さんから、「美味しいチャーハンのおすすめを教えて下さい」とメール頂きました。ありがとうございます。
私がおすすめしたい「チャーハン」は色々とあるのでかなり迷うのですが、夏向きの美味しいチャーハンを1つ伝授したいと思います。ちょい辛ですが健康に良い夏の暑さにも勝つ元気が出る、「豚キムチチャーハン」です。ほんのり赤くてきれいでちょいピリ辛でキムチの香りがあなたの腹を「ぐーぐー」いわせるおいしさ。
さらにキムチの旨味はごはんに移植され旨味高い美味しさにもなります。で、このチャーハン、美味しいだけでなくほぼ失敗しません……。パラパラのチャーハンを作るのはそこそこ難しいです。失敗も多い……ですが、ある方法を使うと「パラッパラッ」がほぼ確実に。その方法は、レシピの中でじっくり暴露してます……。
このチャーハンのもう1つのメリット。それは、キムチの「乳酸菌」。このブログでも何度も、「キムチは健康にいいですよ!」と話しているので簡単に説明しますが、キムチに一番多く含まれるのが「ラクトバジルスアシドフィルス」という乳酸菌。これ、典型的な善玉菌。腸の調子を整え、環境をめっちゃ良くしてくれます。で、乳酸菌や酵素、他の栄養もそうですが加熱すると健康効果が減ります。ですが、今回のチャーハンに入れる白菜キムチは半量は加熱しないので乳酸菌も酵素もビタミンCも破壊ぜずに体に吸収しやすくなります。乳酸菌に関しては加熱して死んじゃっても、その死骸があなたの腸内の乳酸菌のエサになってくれるので食べる意味はあるのですね。
また、唐辛子の「カプサイシン」は免疫力を上昇させ風邪などひかないようにする効果も期待できます。それに代謝を高め血流がよくなり体温を高める効果もあります。これらの優良な効果があるので、「キムチチャーハン」をこの暑い夏の時期に一番おすすめしたいわけです。私、家でごはんが余ったらこのチャーハンをけっこう作ります。何といっても簡単に作れるから。それでいて旨い! 何度食ってもおいしいです。健康に良い! 元気が出て! 夏の暑さにも勝つ!「豚キムチチャーハン」のレシピをすぐにメモって下さい!
レシピ
【材料】
ごはん…………300g豚肉こま切れ……50gキムチ…………50g上にのせるキムチ……20g卵(L玉)…………2個刻みネギ…………適量塩、コショウ……適量ガラスープの素……少量(粉末状のもの)※ガラスープは無くても美味しくできます。胡麻油……5cc✕1
……15cc✕1濃口醤油……5cc
1.豚肉が大きい場合は細かく切っておきます。
卵2個を割り、箸でよく混ぜてほぐしておきます。
2.溶いた卵を半分だけ別の容器に取り出し、残りの卵の中にごはんをぶち込んで混ぜ、「玉子ごはん」にします。
これがパラパラチャーハンにするコツ、ごはんが玉子でコーティングされ、フライパンにくっ付きにくくなります。
3.大きめのフライパンを強火で熱し油5ccを入れます。煙が少し出たら豚肉を入れ炒めます。
8割ほど熱が通ったらボウルなどに取り出しておきます。フライパンを洗います。
4.もう一度フライパンを強火で熱します。
油15ccを入れ、煙が出だしたら残りの卵を入れ、いり玉子にします(半分、生の状態が残る程度に)。
5.玉子ごはんを入れ、木ヘラで素早く混ぜていきます。
6.強火でフライパンをごはんをまき散らすくらい豪快にふって混ぜ、ごはんがパラパラになるまで炒めます。
パラパラになってきたら炒めた豚肉とキムチを入れ、さらに混ぜて炒めます。
7.塩とコショウをふって「味」をつけます。
始めは少なめに入れ、「味」をみながら足します。ガラスープの素も少量ふってさらに混ぜます。
8.刻みネギをぶち込んで仕上げに濃口醤油を入れます。
濃口醤油は、ごはんに直接かけるとその部分に醤油がしみ込み辛くなるので、木ヘラの上にのせ、フライパンの周りから回すように入れてすぐに高速で「ガァーッ」と混ぜます。混ざったら火を止め出来上がりです!
9.お皿に盛り付けキムチを”ドン”とのせて完成です!
キムチを買って作って下さい! 夏場においしい焼肉のお肉などは、腸の悪玉菌の「エサ」になるので、焼肉と合わせて善玉乳酸菌を含むキムチを食べることはまさに理にかなってますね。
もし、キムチを単体で食べるのに抵抗がある方にも、「豚キムチチャーハン」はおすすめです!
出典元:まぐまぐニュース!