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説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、『ストレージ不足を避けるいい方法は?』という質問に答えます。

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アプリや写真、音楽の保存場所として利用される「ストレージ」。iPhoneは増設/交換できない設計のため、購入時の容量で使い続けるしかありません。現行機のiPhone 7/7 Plusでは、もっとも少ないモデルでも32ギガバイトと以前に比べると増加しているものの、油断しているとすぐに不足します。大容量モデルを選ぶことが最善策ですが、予算の都合でそうもいかない場合には他の策を講じなければなりません。

まず、ストレージの空き容量を定期的にチェックしましょう。『設定』→「一般」→「ストレージとiCloudの使用状況」の順に画面を開き、ストレージ欄にある「ストレージを管理」をタップすると、操作時点における正確なストレージ残量(使用可能 ○.○○GB)がわかります。

この「ストレージを管理」画面では、アプリごとのストレージ消費量がわかります。どのようなアプリを活用しているかにもよりますが、写真やビデオ、映像/音楽のストリーミング、FacebookやLINEなどSNSアプリの消費量が目立ちます。これらのデータを減らすことが、次善のストレージ対策です。

データを減らす方法は、アプリによって異なります。写真やビデオは、不要なものを削除するか、外付けメモリにバックアップ(コピー)するかがお勧めです。連写した写真は思いのほか容量が嵩むため、1枚だけ残して削除することも検討しましょう。

映像/音楽のストリーミングサービスは、アプリでキャッシュ削除を行ってみましょう。ストリーミングサービスは再生品質を安定させるため、ストレージにデータを一時保存させる手法を活用しています。再生後には不要になるので削除して空き容量を回復させようというわけです。SNSアプリの場合、ログや投稿コンテンツ(写真

/ビデオなど)の削除も効果的ですが、バックアップを完了させてから実行しましょう。