西武・野上亮磨【写真:編集部】

写真拡大

野上「必死で投げた」

 西武の野上が16日のロッテ戦で6回83球5安打1失点と好投して今季3勝目をマークした。

 中継ぎを含めて、ロッテ戦には11試合勝ち星なく、苦手にしていたが、バックも援護。4回まで好投していたチェンから5回に浅村が今季33打点目になる三遊間タイムリー、中村も右前への2点適時打と4連打で3点を奪った。

 野上は5回先頭の根元に右中間を破られ、清田の右前タイムリーで1点を許したが平沢を遊ゴロ併殺など、追加点は許さなかった。「カード頭なので、絶対勝ちたいと、必死で投げました。調子がよくて真っすぐで押せた」。2回の清田、5回の平沢と2度の遊ゴロ併殺はいずれも142キロの速球。ストレートが走って、2014年4月2日以来3年ぶりのロッテ戦勝利になった。

細野能功●文 text by Yoshinori Hosono