福士蒼汰

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俳優・福士蒼汰が9日、都内で行われた、主演映画『ちょっと今から仕事やめてくる』の試写会に出席。共演者の工藤阿須加、黒木華、小池栄子、吉田鋼太郎、メガホンを取った成島出監督らとトークショーを行った。

そこでは、作品タイトルにちなんだ出題があり、福士は「人見知りをやめる」と回答した。よく耳にするような宣言であるものの、その理由まで話していくと、会場がザワつき始めた。

福士は「僕、自分にそこまで自信が無くって…主役じゃないと、自分から話しかけられない…」と悩んでいるように告白。二面性も感じられる"人見知り"パターンを示した。

そして、これまでの仕事先で「主役を任された現場だと(みんなを)引っ張っていかないと思えるから、話しかけようという気になります。主役じゃない普通の現場の場合、ご飯を食べに行ったりすると、全然、自分から話しかけられない」と明かした。

配役によって、共演者とのコミュニケーションに違いがあること、自己分析した。

その告白を聞いて、真っ先に口を開いたのは、小池。「それって、主役しかやらないって、言っているようなもの?」とツッコミ。「主役の仕事しか、引き受けないアピールなの?」と2度目のツッコミも。テンポ良く切り込み、爆笑を呼んでいた。

すると、福士は「そんなこと、無い、無い!」と否定しながら、タジタジに。必死に弁解しようと慌てふためいて、笑いを更に大きくした。

▼ 小池から「それって主役しかやらないってこと?」と突っ込まれた福士

(左から)小池栄子、工藤阿須加、福士蒼汰


▼ 吉田からも「爆弾宣言だな」と追い打ちされた

(左から)福士蒼汰、黒木華、吉田鋼太郎


今作は、60万部を超えるベストセラーで、北川恵海氏による同名小説を映画化したもの。今の時代に即した重いテーマ「長時間労働」「パワハラ」「自殺」などを扱い、働く人たちの共感の涙を誘う内容が盛り込まれている。

福士は、試写の上映にあたって「この作品から、皆さん、それそれが何か"光り"を感じてくれたら嬉しいです。その光りは、モノでも、人でも、趣味でも何でもいいです。感じ取って繋げてくれたらと思います」とメッセージを発していた。

▼ 試写イベントに臨んだ登壇者

(左から)成島出監督、小池栄子、工藤阿須加、福士蒼汰、黒木華、吉田鋼太郎




▼ 工藤阿須加


▼ 黒木華


▼ 映画『ちょっと今から仕事やめてくる』予告2


■関連リンク
映画『ちょっと今から仕事やめてくる』 - 公式WEBサイト