意外とお手入れ簡単な「鉄のフライパン」。大切に使い続けたいおすすめブランド7選

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高温調理向きで、傷にも強く丈夫。使い込むごとに油が馴染んで使いやすくなるといわれているのが鉄フライパン。鉄フライパンといっても様々なメーカーから販売されて値段もピンキリ。購入に迷ってしまいますよね。鉄フライパン愛用者からの支持が厚い、おすすめの鉄フライパンをご紹介します。

〜毎日使うからこそ、大切にできるフライパン選びをしたい〜鉄フライパンのすすめ


母が鉄フライパンを使っていた影響からか、実家を離れてからも尚、鉄フライパンを愛用しています。20年以上使い続け、底は分厚くなりずいぶん年季が入っている母のフライパンに比べたら、私のものはまだまだ甘チョロですが、多分きっと私もずっと使い続けていくと思います。時には、チャーハンを作っても、ごはんがごっそりこびりついてしまったり、餃子がやたら真っ黒けっけだったり、色々ありますが、上手くいくときももちろんあって、それがちょっと楽しかったりするんです(笑)。
鉄フライパンといっても種類は様々。安価で買い求めやすいものから、おしゃれなものまで、人気の鉄フライパンをご紹介します。


深めの設計で使いやすい「燕三」


天然木のハンドルが美しいナチュラルなデザインの燕三の鉄フライパン。新潟県燕市では、古くから鍛冶が行われていたとして有名。その地で、道具作りの原点に立ち生み出されたのが「燕三」です。お手軽価格で鉄フライパンが手に入るので、鉄フライパン入門アイテムとしての購入もおすすめ。


燕三 | 和平フレイズ株式会社リバーライト「極」シリーズ


リバーライトの鉄フライパンも人気。
リバーライトのフライパンは、ハンドルに無塗装の国産樺材を使用した「極JAPAN」シリーズと、輸入材をダークな色合いに塗装した「極」シリーズがあります。
どちらのシリーズとも、フライパンは16〜28cmの2cm刻みで7サイズ展開。深い設計の炒め鍋、たまご焼き用やクレープ用など種類も豊富で揃えたくなってしまいます。


株式会社リバーライト|公式サイトハンドルの脱着ができて便利!「極SONS COCOpan」


株式会社ワンコ社とリバーライト社のコラボ商品として誕生した「極SONS COCOpan」(通称:ココパン)は、ハンドル部分の取り外しができるので、フライパンごとオーブン調理ができて、そのままテーブルにサーブ出来てとっても便利。アウトドアにも活用できる、使い勝手の良い鉄フライパンです。サイズ違いで揃えてもスタッキング出来るので、収納場所の心配もご無用です。



こちらのココパンは、料理研究家で人気インスタグラマーの樋口正樹(@higuccini)さんが、最近新たに育て始められた鉄フライパンとしても注目されています。


和のwaza手に入るまで2年待ち?!「魔法のフライパン」


魔法のフライパンは、鉄鋳物製。鉄フライパンよりも更に熱伝導が良いので、食材を入れても温度が下がりにくく、おいしさを閉じ込める調理ができるのがポイントです。
鋳物というと重たいイメージがありますが、10年の歳月を費やし、女性でも片手調理ができる鋳物フライパンを完成させたんだそう。スマートなハンドルがスタイリッシュで申し分ないデザイン性。


魔法のフライパン | 錦見鋳造株式会社数年待ちとも言われる、成田理俊さんの鉄フライパン


鉄を繰り返し叩いて成形する鍛鉄という技法で作られたこちらのフライパンは、群馬にアトリエを構え鉄作品の製作をされている成田理俊(たかよし)さんの作品。“鉄フライパンは育てるもの”と良く聞きますが、成田さんの鉄フライパン(通称:成田パン)は、製作の段階から育て始められているような、力強さの中に温もりも感じられる美しいデザインです。
成田さんのインスタグラムでは、展示会の開催情報なども発信されていますので、要チェックです。


Takayoshi Narita (@studio_tint)さんのインスタグラム柳宗理の鉄フライパン


ステンレスカトラリーやケトルなど、ステンレス製品のキッチングッズが人気の「柳宗理デザイン」ですが、鉄フライパンも2000年にグッドデザイン賞を受賞するなどし、人気のアイテム。サイドにカーブがあるユニークな形があることで、盛り付けもしやすいと好評です。


SORI YANAGI Support Site (柳宗理サポートサイト)南部鉄器の老舗工房「釜定」


岩手県盛岡で、明治時代から続く南部鉄器の老舗として知られる「釜定工房」。釜定の鉄フライパンの特徴はなんといってもそのデザイン。手がけるのは、釜定の3代目でもある宮伸穂さん。南部鉄器の概念を覆すようなおしゃれなデザインで、多くの南部鉄器ファンを魅了しています。シンプルで飽きることなく、ずっと大切に使っていきたいフライパンです。


釜定工房 -niguramu

鉄フライパンは、お手入れが面倒なんてことはありません


鉄フライパンの購入に踏み切れない点として、“お手入れが面倒ですぐ錆びる”と思っている方も多いのでは?でもそんなことないんです。
実際私が使った後にしていることはこれだけ……

「たわしでこすって汚れを洗い流し、火にかけて水分を切る」

以上!
鉄のフライパンは洗剤は使いません。せっかく馴染ませてきた油分がパーになってしまいます。しつこい焦げはお湯を入れておけば柔らかくなります。テフロン加工のフライパンと違って、ゴシゴシこすっても大丈夫。
使っている鉄フライパンの種類や使用頻度にもよると思いますが、私は仕上げに油を塗らなくても錆びついたことはありません。
フライパンを何度も買い替えるのが面倒だし不経済。鉄フライパンは、使い込むごとに味が出て、長く使い続けられるので、一家にひとつは揃えておきたいアイテムだと思います。


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