ネット上での小遣い稼ぎ、未成年の34.5%が経験
デジタルアーツは3月1日、「未成年の携帯電話・スマートフォン利用実態調査」の結果を発表した。調査は1月10日〜16日、携帯電話・スマートフォンを所持する10〜18歳の男女618名、及び0〜9歳の子を持つ保護者579名を対象に、インターネットで行われた。
○未成年者のスマホ所有率、80.3%
未成年者(10〜18歳)の「スマートフォン所有率」を調べた結果、前回調査(2016年1月実施)の70.6%から9.7pt増加し、80.3%となった。内訳をみると、「小学校高学年(10歳〜12歳)」が60.2%、「中学生」が82.0%、「高校生」は98.5%となった。「小学校高学年」の所有率が大幅に上昇し、前年比+22.3ptとなった。
「1日の平均利用時間」は3.2時間(前年比+0.2時間)だった。特に、女子高校生の平均使用時間は、全体平均の2倍近くとなる6.1時間(前年比+0.2時間)にのぼった。
○ネット上での小遣い稼ぎの実態
「ネット上での小遣い稼ぎ経験の有無」を聞くと、未成年者の34.5%が「ある」と回答。特に高校生の割合が高く、「男子高校生」が73.8%、「女子高校生」が81.6%となった。
内容としては、「ポイント交換」が最も多く78.4%。以降「自分の使用していた品物などの物品を販売」(18.8%)、「LINEスタンプ作成」(16.4%)と続いた。
では、1カ月にどのくらい稼ぐのだろうか。調べた結果、「1万円未満」が最も多く86.4%を占めた。以降「1〜2万円未満」(7.5%)、「2〜3万円未満」(3.8%)と続き、平均金額は9,836円だった。
(CHIGAKO)