小学生ラグビーの全国大会「第9回ヒーローズカップ」の決勝大会が、2017年2月25日から26日にかけて、大阪の花園ラグビー場で開催された。

全国で開催された地区大会を勝ち抜いた小学生ラグビーチームが集い、2日間に渡って試合が繰り広げられ、横浜ラグビースクールが優勝を飾った。

会場では「元気めし」ナンバーワンを決める投票も

ところで会場では、もう一つの「戦い」が繰り広げられていた。出場チームの内17チームの元気の素となる食べ物「元気めし」を紹介するブースも設けられ、来場者に向けて食べたいと思うメニューに投票する「ヒーローズ『元気めし』カップ」も開催されたのだ。

1位を獲得したのは、兵庫ラグビースクールの「かつおのたたき」で、活動拠点である神戸市が山と海に囲まれていることから、地元である播磨産の塩をまぶして食べると美味しいという。

2位は三田ラグビークラブジュニアの「牛丼SANDA MESHI」、3位は長崎県の大村ラグビースクールの「黒田五寸人参ゆでピーを使った鶏めし」だった。



「元気めし」カップは、地域の作物の魅力を伝える農林水産省のイベント「みんなではぐくむ♪にっぽんの食」の一環として開催されており、当日は多くの人がブースを訪れ、日本各地の特産品のことなどをストラックアウトや展示パネル、配布されたリーフレットなどを通じて楽しみながら学んだ。



また、ブースでは、和歌山県みなべ町産の南高梅を使った梅干しや梅シロップなど、会場付近で生産された野菜や加工品の販売も行われた。