店名は黒パン。タリン旧市街の隠れ家レストラン Leib Resto ja Aed でおいしいエストニア料理を

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エストニアの首都タリンには、エストニア料理の食べられるレストランがたくさんありますが、今回私たちがタリン旧市街散策の合間にランチに立ち寄ったレストラン「Leib Resto ja Aed 」がとても良かったので紹介します。

 

[本記事はLinkトラベラーズの一員として、エストニア政府観光局主催のプレストリップに参加し、執筆しています。]

 

「Leib」は「黒パン」という意味の店名

ちなみに、店名の「Leib(レイブ)」はエストニア語で「黒パン」の意味。店名に込められた意味を、Leib公式サイトより引用します。

古き良きエストニアの黒パンは、新鮮で、温かく、シンプルで正直。
子どもの頃から黒パンをを食べて育ち、エストニアを離れたときには黒パンを夢に見る。そがエストニア人。

私たちは、シンプルなエストニア産の材料を用い、創造的な季節ごとのメニューを作り上げることに情熱を傾けています。

(上記はLeib公式サイトの英文を私が日本語に訳した文章です。)

Leib レストランの外観と店内の様子

Leibは、その昔スコットランド人の集まるクラブ(社交場)として使われていたという建物の中にある、隠れ家のような雰囲気の一軒家レストラン。枯れた蔦の絡まる古めかしい外観に、「本当にこの上にレストランがあるの?」と少しいぶかしく思いながら石段を上がっていくと…

中庭の向こうにかわいい窓のついた建物が見えてきました。

窓のステンドグラスは、建物の中から見るとこんなにきれい!

店内はしっとりと落ち着いた雰囲気。12月だったので、クリスマスらしい飾り付けが施されていました。

Leibで今回いただいたランチ

今回はコースではなく、アラカルト(単品注文)でランチをいただきました。

Leib (Black bread with butter)
黒パン+バター

店内で焼き上げられているという自家製の黒パンは、どっしりとしていてライ麦の香りもよく、個人的には、エストニアで食べた中でいちばん好みでした!

メインの料理が来る前に黒パンでお腹を膨らませてはいけないと頭では理解しているのに、ついつい黒パンに手が伸びてしまいます。バターも味が濃くておいしく、黒パンとの相性は抜群。

Creamy Jerusalem artichoke garlic soup with crisps 6.5€
キクイモとガーリップのクリーミースープ

メニューには前菜とスープがそれぞれ乗っていたのですが、女性の場合は前菜とスープのどちらかにしておかないと、メインの料理が入らなくなります…とアドバイスをもらったので、私はスープを選びました。冬のエストニアは寒いので、温かいスープは何よりのごちそう。

キクイモのスープは、しゃくしゃくした食感のキクイモのスライスが入ったクリーミースープで、ニンニクがけっこう効いています。このスープも黒パンによく合って、ほんとに黒パンが止まらなくなります。

Estonian beef fillet with celeriac and tarragon-bone marrow sause 22€
エストニア産ビーフフィレステーキ

エストニア産ビーフフィレステーキは、かなりの厚切りで運ばれてきたとき驚いたのですが、柔らかくあっさりとしたお肉で、とても食べやすかったです。

付け合わせのぺらぺらしたものは茸か何かかと思ったのですが、セロリの一種みたいでした。

あっさりしたフィレ肉と濃厚でほろ苦いソースがよく合って美味しい!
日本人の口にも合う味だと思います。

Crème brûlée with black bread 6€
クレームブリュレ 黒パン添え

デザートには、クレームブリュレ 黒パン添え。最初にでてきたような黒パンが添えられたクレームブリュレが出てくるのかと思いきや、細かく砕いだ黒パンが中に入ったクレームブリュレでした。

とろりと濃厚なクレームブリュレに甘酸っぱいベリーがトッピングされていて美味!
そんなに大きなサイズではないので、スープとメインのあとでもぺろっと食べられますよ。

タリン旧市街でおいしいエストニア料理を食べられる隠れ家レストラン Leib Resto ja Aed(レイブ)。週末はいつも混み合うそうなので、予約をしていくのがベターです。

店名 Leib Resto ja Aed
住所 Uus 31, Tallinn 10111, Estonia
電話 +372 611 9026
ウェブサイト http://www.leibresto.ee/