現役引退を発表した元日本代表FW高松大樹氏が大分市議会議員選挙立候補へ

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▽2016シーズン限りで現役を引退した元日本代表FWの高松大樹氏(35)が、大分市議会議員選挙に立候補することを自身のブログで明かした。

▽山口県宇部市出身の高松氏は、2000シーズンに多々良学園高から大分トリニータに加入。2011年にFC東京に期限付き移籍するも大分では16シーズンを過ごし、“ミスター・トリニータ”の愛称で親しまれていた。

▽現役を引退しセカンドキャリアに注目が集まっていた中、高松氏は10日に自身のブログを更新。「地域への恩返し」のタイトルとともに次のように思いをつづった。

「私、高松大樹はこの度、大分市議会議員選挙に立候補することを決意しました」

「昨年、引退を決意してから、自分にできることを試行錯誤しながら色々と考えてみました。私のすばらしい経験は、地域の方々の支えなしには不可能でした。スタジアムでの応援、あるいは多くのイベントでの応援など、感謝しかありませんでした」

「その感謝を考えた時に、地域への恩返しで大分市議会議員になることを自ら決意しました」

「サッカー界から政治の世界への転身は、厳しいものがあるとは覚悟の上です。よろしくお願いします。 高松大樹

▽なおサッカー選手でセカンドキャリアとして政治家になったのは、ヤンマーで活躍した元日本代表FWの釜本邦茂氏、浦和レッズなどで活躍した元日本代表DFの田口禎則氏、同じく浦和で活躍した元日本代表GKの都築龍太氏らがいる。