27日、NHK「グッと！スポーツ」では「2016 世界を驚かせたアスリートSP」と題し、MLBロサンゼルスドジャース・前田健太がゲスト出演。「追跡！おきて破りのマエケン伝説」として過去に前田が行ったという、いたずらの数々が明かされた。

まずVTRで登場したのは、広島カープ時代の後輩・中田廉だ。前田が風呂の扉の上にサンダルを挟み、扉を開けるとサンダルが落ちてくるという古典的ないたずらを仕掛けたエピソードを明かすと、「（落ちてきたサンダルに）ビックリしたら爆笑してる。しょーもなさすぎる。くだらなさすぎます、やることが」と呆れたように話す。

また、小中高校時代、前田とバッテリーを組んでいた仲谷龍二さんは「（中学時代）自転車で通学していた。健太が（先に）家に帰って、僕が終わった後に自転車が2、3mくらい上の電信柱の登れるところに僕の自転車のカゴを引っ掛けた」という手の込んだいたずらを暴露した。

その他にも、深夜の外出は許されない厳しい寮生活を送っていたPL学園時代。当時1年生だった前田が寮を抜け出してファミレスで食事し、その写真が紹介されると、番組はPL学園時代の先輩・桑田真澄氏にコメントを求めた。

前田が寮を抜け出していたことを聞かされると、「それはあり得ないでしょう。それは無理でしょう」と信じない様子の桑田氏だったが、実際の写真を見ると「食べてるね、これ」と苦笑いを浮かべつつ、「PLは出入口、正門も裏門もちゃんと警備員さんがいますから」と驚いた。

それでも、日々先輩の世話で忙しく、間食も許されなかったという当時、「この頃は色んなもん食べたいんですよね」と理解を示した桑田氏。自身の1年生時代に話が及ぶと「僕は外に出れなかったので、先輩に“こういう美味しいの作りますからどうですか？”って言って自分の分も作って食べてました」と、桑田氏らしい巧みな世渡り術を明かした。