シンガポールを代表するコロニアルホテルといえば、「ラッフルズ・ホテル」。1887年にアルメニア人の富豪・サーキーズ兄弟によって建てられた由緒ある5つ星ホテルです。

宿泊客でなくても、シンガポールを旅行する観光客の多くが、白亜のホテルを一目見ようと訪れます。でも、せっかくラッフルズに行くなら、ただ見るだけではなく、館内で食事を楽しんでみたいと思いませんか?

「ラッフルズ・ホテルで食事なんてお高いんじゃ…」と思われるかもしれませんが、驚くほどリーズナブルに食事ができる場所があるんです。それが、ラッフルズ・ホテル・アーケードの3階にある中華レストラン「ロイヤル・チャイナ(Royal China at Raffles)」。

ここの飲茶ランチはとてもお得と評判。12時(日・祝は11時)から15時までのランチタイムには、なんと点心が一皿5〜6シンガポールドル程度で食べられるのです。(1シンガポールドル=約80円)女性なら一人2000円ほど、男性でも一人3000円あれば十分満足な食事ができます。

日本と同程度に物価の高いシンガポールで、しかもあのラッフルズ・ホテルでこの値段は驚き。シンガポールの街中にあるモダンな飲茶レストランと同程度か、場合によっては安いくらいです。

店内は、白と淡いブルーで統一された上品な内装でまとめられています。

高級感を売りにした海外の中華レストランの場合、日本人には過剰とも思えるほどきらびやかな内装で、どうも落ち着かないこともありますが、ここは洗練された優雅な雰囲気。女性ならこの空間にいるだけでうっとりとした気分になれるはずです。

プリプリの海老餃子や、肉汁たっぷりの小籠包など、手頃な値段でありながら、自慢の点心はどれをとってもハズレがありません。

おかゆなど、旅行中の疲れた胃に優しいメニューもあるのが嬉しいところ。落ち着いた静かな空間で、ゆったりと食事を楽しむことができます。

「ロイヤル・チャイナ」で飲茶ランチに舌鼓を打ったあとは、ラッフルズ・ホテル・アーケードをお散歩してみましょう。

敷地内をただ歩いて回るだけで、非日常の優雅なコロニアルホテルの世界にトリップ。ここがアジアであることを忘れてしまいそうになります。

ラッフルズ・ホテルの美しい空間で食事が楽しめる「ロイヤル・チャイナ」のランチ。名門ラッフルズをリーズナブルに満喫するならここで決まりです。

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お店 ロイヤル・チャイナ( Royal China at Raffles)
住所 1 Beach Road, #03-09 Raffles Hotel, Singapore 189673
電話番号 (65) 6338-3363
営業時間 ランチ 12:00〜15:00(日・祝は11:00〜15:00)