長崎の冬の風物詩、ランタンフェスティバルが2017年1月28日から2月11日まで開催される。


長崎ランタンフェスティバル(特記のないものはすべて長崎市提供)

1994年からはじまった「長崎ランタンフェスティバル」の起源は、新地中華街の人が祝っていた中国の旧正月行事「春節祭」。観光資源にならないかと市を挙げて取り組み、今では冬の長崎を代表する毎年恒例の一大イベントとなった。毎年多くの人が訪れ、2017年は94万人の来場者を見込んでいる。

中国の旧正月に合わせて開催され、期間中は各会場をつなぐように街中に約1万5000個のランタンや中国提灯が飾られる。世界新三大夜景・日本新三大夜景である稲佐山からは、赤い光でランタン会場が分かるくらいの絶景を望めるそうだ。会場の中心である湊公園には、2017年の干支である酉にちなんで鳳凰のメインオブジェが設置される。

美女「ロマン長崎」が教えるおすすめは


「ロマン長崎」朝長瑞希さんご一行(Jタウンネット編集部撮影)

長崎ランタンフェスティバルをPRする「ロマン長崎」の朝長瑞希さんに楽しみ方を聞くと、縁結びの神様といわれる「月下老人」のランタンが若い人を中心に人気だという。オブジェの前には「赤い糸のお守り」(2本100円)が販売されており、願掛けで1本はその場に結んでもう1本は持って帰ると、良い人に巡り合えるのだとか。


月下老人

グルメは食べ歩きできる角煮饅頭、豚まんなどがおすすめ。ハトシロールという魚のすり身をパンでくるんで揚げた卓袱料理は長崎ならでは。揚げたての中と外で違う食感を楽しむという。


長崎伝統のハトシ

朝長さんは2月4・5日の「各都市ミス紹介」と「皇帝パレード」に出演する。今年は九州11都市のほか、開港5都市(長崎、神戸、横浜、新潟、函館)のうち横浜を除く4都市の計15都市の大使が登場。ステージでPRしたり、皇帝パレードに参加したりする。


皇帝パレード

ほかにも龍踊り(じゃおどり)や中国獅子舞、中国雑技、変面ショー、楽器演奏などのステージイベントや、週末には媽祖(まそ)行列が開催される。


龍踊り


中国雑技