中国・華晨汽車、06年の海外販売目標を前年比倍増へ
AFX通信によると、中国の自動車メーカー華晨中国汽車(ブリリアンス・チャイナ)は、2006年の海外販売目標を、今年度比最低50%増と見込んでいる。香港の英字経済紙ザ・スタンダードが伝えた。
同紙によると、華晨の呉小安・主席の「現在、エジプトとロシアで、ブリリアンス・チャイナのブランド名での乗用車生産を行うために交渉中だ」と述べ、海外での成長目標を新市場の成長によって達成することを期待した。華晨は2006年の輸出台数を1-2万台に増加することを目標としている。2005年の目標は6500台だった。
一方、同社経営陣は、同社の今年の総売上高について、今年下半期に複数の新型車の発売を予定しているものの、予測していた前年比30%増の販売目標を達成できない可能性があることを示唆した。遼寧省の瀋陽に本拠を置く同社は、中国でBMW車の製造販売を行っているが、国内での販売収益が落ち込んでいる。2004年には、鉄鋼価格の上昇と政府の自動車市場の加熱抑制策により、販売台数が前年比22%減の8万1308台に落ち込み、粗利益率は前年の23.6%から16.1%と減少した。【了】
同紙によると、華晨の呉小安・主席の「現在、エジプトとロシアで、ブリリアンス・チャイナのブランド名での乗用車生産を行うために交渉中だ」と述べ、海外での成長目標を新市場の成長によって達成することを期待した。華晨は2006年の輸出台数を1-2万台に増加することを目標としている。2005年の目標は6500台だった。