XFN-ASIAによると、中国政府は今後、自動車の排気量と自動車税とを連動させ、排出量の多い車の持ち主に対して、より多額の税金を課す見通しだ。政府系シンクタンクであるDRC(国務院発展研究センター)の産業経済研究部の馮飛部長の話として人民日報が27日付で伝えた。同部長は、「排気ガスの少ない車の持ち主には自動車税を課さず、排気量の多い車を持つ人の負担を重くする」としている。現在は、出荷前に3−4%の自動車税を自動車メーカーが支払っているが、今後は低排出車の普及のため、自動車の購入者に税金を課すとしている。一例として、総排気量3リットル以上の車に対しては、最大で15−20%の自動車税を課す見込み。現在、新自動車税の導入案は中央政府に提出されているものの、施行の可能性や時期については明らかにされていない。【了】