2016年11月24日、関東甲信地方に雪が降り、東京都心部でも初雪が観測された。都心で11月に初雪が降るのは54年ぶりとのこと。

同日朝、次のようなツイートが投稿され、話題となった。

「東京に雪」というニュースが流れると、雪に慣れた北国の人からのツッコミが入る。ネット上でおなじみ「北から目線」というネタだが、その北国出身者も関東では「なんだこれは。死ぬ」と驚くというオチだ。「北から目線」の変形バージョンだろう。

投稿したのは、新潟出身で、現在は関東に住む人のようだ。「こんなちょっとの雪でwwww」と笑っていたが、実際に関東で暮らし始めたら、「路面の材質が雪を想定していないからかありえないほど滑る。」と気が付くという内容だ。

「都会の路面、ツルツルのタイル使ってるとことか多くて泣いた」

雪の東京。2014年2月15日撮影(Twang_Dungaさん撮影、Flickrより)

冒頭のツイートに関連して、こんな声も寄せられている。

「地面がびっくりするくらいつるつるで余裕で滑るんだよな」「都会の路面、ツルツルのタイル使ってるとことか多くて泣いた」「雪または雨の日に渋谷ハンズの横の坂は降りちゃいけない」などという証言が多い。

「雪国の幹線道路は当たり前に融雪パイプついてるし、設備の差はあるよなー」という感想もあった。積雪を想定したインフラ作りを行っている北国とは、明らかに違うようだ。

「関東にスパイク付きのおしゃれ靴売ってないでしょ」という鋭い指摘もあった。さすが北国は靴の仕様から違うようだ。

「北から目線」の常連である北海道からは、上記のツイートをもじったこんなつぶやきも。

ご存じの人も多いかもしれないが、寒さが厳しい北海道の住宅は防寒機能が非常に優れている。こたつの普及率が、実は全国最低クラスというのも一部では有名な話だ。

そんな中、こんなつぶやきも――。

GLAYのメンバーはご存じのとおり北海道出身、L'Arc〜en〜Cielはメンバーの多くが関西出身。なるほど音楽の世界にも「北から目線」があるらしい。