15日に行われた2018年ロシア・ワールドカップ南米予選、チリ対ウルグアイの一戦で、チリのゴンサロ・ハラが再びやらかした。かつて大きな批判を浴びた悪質な行為を繰り返したのである。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが伝えた。

ハラはチリが地元で初優勝した2015年夏のコパ・アメリカ準々決勝ウルグアイ戦で、相手FWエディンソン・カバーニの肛門に指を突き刺すような行為をした。侮辱されたカバーニが怒って反応し、2枚目のイエローカードを出されて退場となっただけに、ハラには大きな批判が浴びせられた。

この行為により、ハラは3試合の出場停止（その後2試合に軽減）となり、さらには当時していたマインツからも契約解消を示唆された（最終的には残留も、今年1月に退団）。

そのハラが、因縁のウルグアイ戦で同じようなしぐさを見せたのだ。今度の“標的”はガストン・ラミレス。カバーニと違い、ラミレスは挑発してきたハラに冷たい視線を向けただけだったが、インターネット上ではハラの行為を問題視する声が上がっている。


懲りないハラに再び何かしらの処分が下されるのだろうか。また、現在の所属クラブであるウニベルシダ・デ・チレは、どう対応するのだろうか。続報が待たれる。

なお、試合は3-1でチリが勝利。チリは南米予選4位と本大会出場圏内を維持している。