自殺した元恋人遺族がジム・キャリー提訴

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ジム・キャリー(54歳)が、元恋人のキャスリオナ・ホワイトさんに関して2度目の不法死亡訴訟に直面している。

先月、キャスリオナさんと別居していた夫マーク・バートンから、キャスリオナさんが自殺に使用するような薬物を提供したとして責任を問われていたジムだが、今度はキャスリオナさんの母ブリジッド・スウィートマンが、娘がジムから3種の性感染病をうつされたと気づいたことで自らの命を絶ったとしてジムを訴えた。

米ゴシップサイト・TMZによると、ブリジッドはさらに、ジムがキャスリオナさんを売春婦呼ばわりして侮辱し、口止めするために脅していたと主張しているという。

今回の訴訟書類では、2013年にキャスリオナさんが異なるタイプのヘルペスとクラミジアに感染していることを医師から告げられたとされている。ただし、ジムは当初その件に関して否定的で、その後には「キャスリオナさんが別の人間から感染した」と、自身の関与を否定。こうしたことから、キャスリオナさんがゾルピデム、プロプラノロール、パーコセットの過剰摂取で死亡する前、精神的に病んでいたとしている。

しかし、ジムの弁護を務めるマーティ・シンガー氏は、キャスリオナさんと母は長年疎遠になっていたとして今回の訴えが偽りであると主張。またシンガー氏は、キャスリオナさんは母からの扱いを理由にわずか15歳で家を出ることを迫られていたとしている。そしてブリジッドが娘を失った悲しみと怒りをジムにぶつけようとしていると指摘しながらも、「娘の死から金儲けをしようとするバートンと同じような行為だ」と非難した。