画像はイメージ（kanonnさん撮影、flickrより）

[OH!バンデス-ミヤギテレビ]2016年9月21日のくらしのミカタのコーナーでは、来年宮城で開催される「和牛のオリンピック」こと全国和牛能力共進会 宮城大会に向けた活動について放送されました。来年の開催を前に、地元仙台牛をPRする活動が活発化しています。

肉質の良さがポイント

カタログギフトの会社が行った贈りたい・もらいたい牛肉ランキングでは、贈りたい1位松阪牛、2位神戸ビーフ、3位飛騨牛、もらいたい1位松阪牛、2位神戸ビーフ、3位米沢牛となっています。色々な調査を見てもなかなか仙台牛という名前が上位に来ない、この現状を変えようという取り組みが始まっています。

青葉区米ヶ袋にある「肉のいとう」は、仙台牛の5種類のお肉を調理して詰めた「壱万円弁当」を去年発売しました。肉のいとうの小野さんは、「全国的には仙台牛の知名度はまだまだ低い。そこで私どもが仙台牛の良さを広めることで知名度が上がると思い、壱万円弁当を販売している」と話していました。

また、宮城県畜産課では仙台牛の牛脂が入った仙台牛せんべいを販売しています。注目すべきは箱の裏面。仙台牛は5等級のみの最高峰のブランドというメッセージが書かれています。全国に様々なブランド牛がありますが、A5、B5だけに限定しているのは仙台牛のみです。仙台牛であることが名前や肉質の良さを示しています。

仙台といえば全国的には牛タンが有名ですが、米どころであり水がおいしい宮城で育った仙台牛のクオリティの高さを全国に伝えていきたいと思います。（ライター：長沢あきこ）