北朝鮮の労働新聞は15日、在韓米軍を非難する「南朝鮮占領米軍は朝鮮半島の平和のがん的存在」というタイトルの署名入りの論説を掲載。同日、朝鮮中央通信が報じた。

論説は、「南朝鮮占領米軍は南朝鮮人民の生存権を無残に蹂躙(じゅうりん)、抹殺してきた極悪な白昼強盗、殺人鬼の群れであり、朝鮮半島で平和を破壊して統一を阻むための米帝の対朝鮮支配政策の軍事的執行者である」と非難。

さらに「米帝侵略軍が南朝鮮を占領している限り、いつになってもこの地には平和が訪れず、民族の悲願である統一も成し遂げられず、核戦争の危機を取り除くことができない」と強調した。

そのうえで「北・南・海外の全同胞は、固く団結して南朝鮮から米帝侵略軍を追い出すための闘争をいっそう果敢に繰り広げて平和と民族の安全を守り、祖国統一の歴史的偉業を早めて成し遂げるべきであろう」と主張した。