悪天候で延期のマンC戦、対戦相手が粋な計らい 会社を休むファンのために“証明書”
13日に予定されていたチャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第1節、マンチェスター・シティ対ボルシア・メンヒェングラッドバッハ(ボルシアMG)の一戦は、悪天候のため14日に延期となった。ボルシアMGはこれを受け、予定が狂ったサポーターにささやかながら尽力している。
もともとは13日開催だったため、長期休暇を取らなかったサポーターは、15日には会社に出勤する予定だったはずだ。だが、延期のために、14日中にメンヒェングラッドバッハに帰ることができなくなってしまった。15日も会社を欠勤することにしたサポーターもいただろう。
そこで、クラブは延期された試合も観戦しようという忠実なファンのために、会社に“証明書”を発行したようだ。ジャーナリストのイアン・チーズマン氏によると、ボルシアMGはファンの席に写真のような手紙を置いておいたという。
そこには、スポーツディレクターのマックス・エウベルの名で、サポーターの上司に向けて次のように書かれている。
「残念なことに、あなたの従業員はこの木曜に出勤することができません。UEFAチャンピオンズリーグでボルシアMGを応援するという大事な職務のために、マンチェスターにいるからです」
「1日休むことになる彼の謝罪を受け入れてくださればありがたく存じます。御社の不都合となりかねないことは遺憾ですが、同時にご理解くださいますようにお願いいたします」
会社を休むサポーターが実際に“証明書”を上司に渡すかどうかは別として、思わぬ形で延泊を余儀なくされたイギリス遠征だっただけに、クラブの配慮にファンの心も少しは温まったのではないだろうか。
もともとは13日開催だったため、長期休暇を取らなかったサポーターは、15日には会社に出勤する予定だったはずだ。だが、延期のために、14日中にメンヒェングラッドバッハに帰ることができなくなってしまった。15日も会社を欠勤することにしたサポーターもいただろう。
Borussia have left these letters on the seats their fans will use 😉 pic.twitter.com/4K7LopSr8T
— Ian Cheeseman (@IanCheeseman) 2016年9月14日
そこには、スポーツディレクターのマックス・エウベルの名で、サポーターの上司に向けて次のように書かれている。
「残念なことに、あなたの従業員はこの木曜に出勤することができません。UEFAチャンピオンズリーグでボルシアMGを応援するという大事な職務のために、マンチェスターにいるからです」
「1日休むことになる彼の謝罪を受け入れてくださればありがたく存じます。御社の不都合となりかねないことは遺憾ですが、同時にご理解くださいますようにお願いいたします」
会社を休むサポーターが実際に“証明書”を上司に渡すかどうかは別として、思わぬ形で延泊を余儀なくされたイギリス遠征だっただけに、クラブの配慮にファンの心も少しは温まったのではないだろうか。