25日に行われたEURO2016決勝トーナメント1回戦、スイス対ポーランドの一戦で、スイスMFジェルダン・シャチリが「大会ベストゴール」との呼び声も高いスーパーゴールを決めた。

シャチリは0-1とビハインドを背負っていた82分、ペナルティーエリア付近で浮き球のボールをオーバーヘッド。左足での華麗な一発で、敗退に近づいていたチームを救った。


その美しさに、EUROやシャチリの古巣バイエルン・ミュンヘンの公式アカウントからも賛辞が寄せられた。




イギリス『テレグラフ』はシンプルにGIFで驚きを表している。


ストーク・シティの同僚で、アクロバティックなゴールを得意とするピーター・クラウチは、「シャチリが練習で僕のことを見ていてくれてうれしいよ」と自分の手柄(?)を強調した。


サッカー界だけではない。母国のアスリート仲間の見事なゴールに、ロジャー・フェデラーも興奮だ。


スーパーゴールもむなしく、延長戦で得点を挙げられなかったスイスは、PK戦でMFグラニト・ジャカが失敗して敗れた。それでも、シャチリはマン・オブ・ザ・マッチに選出されている。

イギリス『デイリー・ミラー』の記者によると、マン・オブ・ザ・マッチに選出されたシャチリは、試合後の会見で次のように述べていたそうだ。

「君らは僕のことをよく知らないんだね。僕はいつもいいゴールを決めるのさ」