ミランMF本田圭佑が国連財団の教育事業「グローバル・アドボケート・フォア・ユース」に任命され、クラブがフェイスブックでこの件を投稿したところ、サポーターから批判の声も寄せられた。

2014年1月にミランに加入した本田は今季、セリエAで1ゴールしか挙げることができなかった。契約が残り1年となり、去就が騒がれている。ピッチの外で名誉ある役目を担うこととなった背番号10だが、一部のミランファンはプレーへの不満があるようで、厳しいコメントを突きつけた。

「出ていけ!」
「この役立たず!」
「よくやった本田、そのままそこにいろ」
「いいじゃないか、仕事を変えちゃえ」
「バロンドールにノミネートされることがないのは確かだね」
「本田が国連事務総長に立候補するのを支持するよ。すぐにね!」
「ノーベル賞だってあげればいいさ。ただ、本質は変わらない。彼は無能だ!」
「この無能をいつになったら売るんだ? 彼が背番号10を着ているのを見るのは恥ずかしい」
「彼がミランの背番号10を纏っているのを見るなんて、ミランとサッカー全般の歴史への冒とくだ」
「本当におめでとう。彼が抜きんでている場所があると分かって良かった。それがサッカーのピッチじゃないことは残念だけどね!」

もちろん、批判だけでなく、本田を評価するサポーターもいる。

「本田を攻撃する人が理解できない。私も最初は批判したが、直近はまずまずのプレーだったし、ほかの多くの選手よりもずっと良かった」
「確かに、ひどくなかった一人だった。4-4-2のサイドとしては悪くない。トップ下で使われることが多すぎた。その特徴はないね。真面目なプロだし、モントリーヴォみたいに一流のフリをしない」

ただ、何よりもミランの投稿に対して多かったのは、クラブに対する怒りの声だ。中国の投資グループへの身売りが騒がれるミランは、新シーズンへの始動を前に監督すら決まっていない。クラブも本田も将来が不透明なミランの今後が注目される。