20日に行われたEURO2016グループB最終節、スロバキア対イングランドの一戦で、スペインサッカー連盟会長が試合中に居眠りをしている姿を映し出されてしまった。

サンテティエンヌのスタジアムのスタンドで、イギリスのウィリアム王子の横に陣取っていたのは、スペインサッカー連盟のアンヘル・マリア・ビジャール会長。UEFAの会長代行も務めているサッカー界の大物だ。

そのビジャール会長が恥ずかしい場面を撮られてしまった。0-0で終わった試合が退屈だったのか、たんに忙しさからか、試合中にこっくり、こっくりと船を漕いだのだ。


得点を挙げられなかったイングランドは、グループを首位ではなく2位で通過することとなり、先発を6人入れ替えたロイ・ホジソン監督が批判された。

ビジャール会長も、イングランドの戦い方に不満を抱いた一人だったのかもしれない。実際、「退屈な試合だったし、彼を責められない」というネット民もいる。一方で、「オレたちがスペインの試合を見ていてたまに感じることを、彼も理解したんじゃないか」と皮肉の声もあるが…。