スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチが21日の会見で、現在開催中のEURO2016を最後に、代表を引退すると発表した。

34歳のイブラヒモビッチは2001年にスウェーデンのフル代表デビューを果たし、これまで116キャップを記録。同国最多記録となる62ゴールをマークしている。

イギリス『BBC』は、イブラヒモビッチが「自分が成し遂げてきたことを非常に誇りに思っている。これからもずっと、スウェーデンの旗を保っていくよ」と述べたと報じた。


8月に開催されるリオデジャネイロ・オリンピックの暫定メンバーにも招集されていたイブラヒモビッチだが、代表引退を表明したことで、日本と同組のオリンピックに出場することはないかもしれない。


スウェーデンはEURO2016のグループEで3位につけており、22日のベルギー戦で決勝トーナメント進出を目指す。イブラヒモビッチが117キャップでスウェーデン代表のユニフォームを脱ぐことになるかが注目される。

パリ・サンジェルマン退団を発表したイブラヒモビッチは、新シーズンからの所属チームをまだ発表していないが、マンチェスター・ユナイテッド加入が濃厚と言われている。