4Kムービーも撮影可能なアクションカメラ「TomTom Bandit Action Camera」は、付属品の5気圧防水のレンズカバーを使うことで、海や川に深さ40メートルまで潜って撮影することが可能です。2016年6月7日にカメラのファームウェアにアップデートが加えられ、水中での撮影時に自動的に色を補正して自然な色合いで撮影できる「Underwater Scene Mode」という機能が追加されています。

TomTom Bandit Action Camera

https://www.tomtom.com/en_us/action-camera/action-camera/

TomTom Bandit Action Cameraは、本体サイズ94mm×38mm×52mm、重さは190グラムと小型ながら、4Kムービーの撮影が可能なアクションカメラです。1080pムービーであれば、最大3時間まで連続で撮影することができます。



水中撮影時に色を自動的に補正する新機能「Underwater Scene Mode」の映像は、以下のムービーで見ることが可能です。

Underwater Scene Mode - YouTube

水中撮影時の自動補正が加えられる前の映像(左側)と補正後の映像(右側)を比べると、補正前は全体が青みがかっていますが、補正後はホワイトバランスが調節されて、肉眼で見た際と同じような自然な色になっています。



補正前は黄色っぽく見えていた魚は、補正後の映像を見ると実際にはピンク色の魚であることが分かります。



魚の群れの映像。Underwater Scene Modeでは、水深15メートルまでならば自動的に水の色と光度を検出可能で、青や緑の光を抑える赤色のフィルターが映像に追加されます。自動で色味のバランスがとれた鮮やかな映像を撮影することができるため、水中での撮影がはかどりそう。



おでこがたんこぶのように突き出たコブダイは、実際には白色っぽい赤茶色。



白と黒のコントラストが美しいサンゴ礁。TomTom Bandit Action Cameraは、GPS発信器やアクセラレータといった、GoProには搭載されていない機能があり、撮影時のスピード・G(重力加速度)・標高なども記録することが可能です。



サンゴに隠れているウツボは、体表が少し茶色がかっています。



ウミガメは体や甲羅の模様までくっきりと撮影可能。



ウミガメのまわりを泳ぐカラフルな熱帯魚も、補正後の方が色鮮やかに映っています。



なお、TomTom Bandit Action Cameraは公式サイトで販売されていますが、日本への発送には対応していません。Amazonでは並行輸入品が税込4万5000円で取り扱いがあります。

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