XFN-ASIAによると、フランス政府当局は19日、今週16日から発生した石油大手トタルの製油所のストライキについて、短期的な供給不足につながらないとの見方を示した。一方、トタルも供給問題が発生しないように努力しているとしたが、主要労組CGTは、「ガソリンスタンドはぎりぎりの在庫量で操業を余儀なくされている」と語っていた。

  ストは高齢者と障害者に対する公的援助資金の増収のために、ペンテコステ(精霊降誕節)休暇を撤廃するとの政府決定に反対するもので、16日にロワール・アトランティックのドンジェ製油所から始まり、19日までに6製油所中5ヵ所に広がっている。 【了】