TOKYO FM「シンクロのシティ」のコーナー「Voice of Tokyo」では、ボイス収集隊が東京の街に繰り出し、様々な人々に声をかけ、1つのテーマについてその人の意見や思いを聞き出します。その声を聴き、リスナーと共に考えるのはパーソナリティの堀内貴之。

6月14日のテーマは「100万回聞かれたであろう質問シリーズ！　最後の晩餐何にする？」でした。質問の定番ともいえるこのテーマ、東京の人たちはどのように答えたのでしょうか？

（TOKYO FM「シンクロのシティ」2016年6月14日放送より）



【6月14日のテーマ】

Q. 最後の晩餐、何にする？

◆綾瀬でキャッチした47歳の男性

「美味しいワインとそれに合うトリュフの入った食べ物！　トリュフが入っていればパスタでもいいし、肉でもいいです。

（ワインは赤と白のどちらですか？）

それは難しい（笑）。食べ物によって赤が良かったり、白も良いので。昨日も家族で2本空けました。

（ワインの銘柄は？）

DRC社の『ロマネ・コンティ』ですね！　いつかは飲んでみたいです！」

◆綾瀬でキャッチした62歳の女性

「タラバガニ。値段が高いからしょっちゅうは食べられないですけど。焼いて食べるのが一番好きなの。網で焼いて。美味しいのよ」

◆代々木八幡でキャッチした35歳の男性

「唐揚げを食べます！　お母さんがつくった唐揚げがいいです！　味とか作り方とか違いますよね。言ってしまえば愛かな。真似できないですよね。家族といつも通りの食卓で、唐揚げを食べたいです」

◆品川でキャッチした20歳の女性

「彼氏が作った、ペスカトーレ。いつも作ってもらっている料理なんですが、1ヵ月に1度食べるくらいお気に入りなんです。トマトソースで、エビやイカ、アサリが入っているんです。スーパーで売っているトマト缶と、冷凍のシーフードミックスで作っただけなんですが、それが食べたいかな。ゆっくりおうちで2人で食べたいですね。最後といえば、死ぬ前だと思うので、どうせなら一番大切な人と食べたいかな」

◆品川でキャッチした40歳の男性

「おでん。俺が好きだから。横浜の石川屋っていうお店。ひとりでいいんじゃないの？　おでんの種類は、飯蛸、はんぺん、巾着かな。それに日本酒があればいいね。シンプルなほうがいいんじゃない？　そう思うよ」

【豪勢派とシンプル派に分かれる？】

最後なので、いつも食べられない贅沢なものを食べたい！とタラバガニや高価なワインなどを挙げる方。そして逆に、いつも通り、自分の好きだったシンプルなメニューを挙げる方と分かれました。選ぶ食事の中に「最後の時をどう過ごしたいか」が垣間見れるような気がします。

【最後の晩餐という定番テーマから見える“大切な人”の存在】

パーソナリティの堀内貴之は今回の東京の声を聴き、このようにコメントをしました。

「『家族といつも通りの食卓で唐揚げを食べる』と答えた35歳の男性の方。何を食べるかだけじゃなく、誰と食べるのかを考えた時に、“お母さんのご飯”は圧倒的に強い力を持っているような気がします。自分の人生を絡めて、思い出を絡めて、大切な人を絡めて、そこから考える最後の晩餐。何か一品あって、できればお酒があったらもう言うことないですね」

定番の質問から見えてくる、一人一人の生き様。

皆さんは最後の晩餐、誰と、どんな食事をしたいですか？

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＜番組概要＞

番組名：「シンクロのシティ」

放送日時 ：毎週月〜木曜15：00〜16：50

パーソナリティ：堀内貴之、MIO

番組Webサイト：http://www.tfm.co.jp/city/