XFN-ASIAによると、中国建設銀行の郭樹清董事長(会長)は、今年中にIPO(新規株式公開)を実施することを明らかにした。同国経済紙、中国経済報が同日付で報じた。同行の経営陣が株式公開のスケジュールを明らかにしたのは初めて。同紙によると、郭会長は、公募価格について、投資家が許容できる範囲で設定するが、極端に低くもしないとしている。また、「同行の現在の自己資本比率は12%、不良債権比率は4%未満など他の主な指標も含め、世界の大銀行上位100行と比較しても、高水準の健全性を持っている」と語っている。どの市場に上場するか、中国国内でも公開するかについては言及していない。 【了】