スケートボード界で最も成功した人物であり「スケボー界の神」とも呼ばれるトニー・ホークが、世界屈指のプロスケーター「JAWS」ことアーロン・ホモキと共に、無重力下でスケートボードのトリックに挑戦するムービー「ZeroG | Tony Hawk and Aaron “Jaws” Homoki」が公開されています。トニー・ホークは1999年にエックスゲームズで史上初の空中で2回転半回るトリック「900(ナインハンドレッド)」を成功させたレジェンドですが、無重力下でも驚きのトリックを披露しています。

ZeroG | Tony Hawk and Aaron “Jaws” Homoki | Sony - YouTube

航空機による放物線飛行で作り出した無重力状態を提供している「Zero Gravity Corporation」が協力し、無重力下でのスケートボードチャレンジが行われます。



挑戦するのはアーロン・ホモキ(左)とトニー・ホーク(右)。



というわけで、さっそくスケートボードに乗って航空機に乗り込みます。



航空機の中でトリックに挑戦するということで、どれくらいのスペースがあるのかを入念に確認するトニー。



そしていざ、離陸。



航空機の中は無重力状態を楽しむためにほとんどのシートが取り除かれているので、無重力状態を作りだすまではこんな感じで地面に寝そべって待機します。



しばらくすると体がふんわり浮き上がり……



まずは火星と同じ地球の3分の1の重力を体験。



これまで体感したことのない3分の1の重力に、アーロンもこの表情。



そしてさっそくトリックに挑戦するのですが……



思うように体を操ることができず、すってんころりん。



続いて月と同じ、地球の6分の1の重力を体験。



アーロンはハンドプラントに挑戦。



トニーはスケートボードを手でつかんで……



ぐるりと1回転。



しかし、着地に失敗。



そして再び地面に寝そべったトニー&アーロン&撮影クルーたち。



ついに無重力状態に突入。



ふわふわ浮かんで……



さすがのトニーも興奮を隠しきれない様子。



そしてトリックに挑戦しようとする2人ですが、思うように体の動きを制御できず……



この表情。プロスケーターの2人ですが、無重力状態に突入してからは子どものように無邪気に笑いっぱなしでとにかく楽しいようです。



「オーマイガー!一体何が起きたんだ?!」と興奮気味のトニー&アーロン。



その後もとにかくクルクル回転しながら無重力下でどんなトリックができるか試行錯誤する2人。



1人では難しいということで、トニーがアーロンの体を回転させてトリックのようなものを決めたりします。





勢い余って撮影陣にツッコむアーロン。



無重力にも慣れてきたのか、トニーはクールな表情でトリックを連続で披露。









しかし、無重力が楽しすぎるのか、カメラに向かってアピールすることも忘れません。



無重力下ならではの、無限回転キックフリップ。





トニーとアーロンは無重力下でのスケートボードに最初はかなり苦戦していたものの、途中からは「無重力下で可能なトリックのアイデアがたくさん浮かんでくる」と語っていました。