米タイム・ワーナー会長、AOLの分割を示唆
XFN-ASIAによると、米メディア大手タイム・ワーナーのディック・パーソンズ会長は17日、米誌フォーチュンとのインタビューで、同社傘下のアメリカ・オンライン(AOL)の分割を検討する可能性を示唆した。パーソンズ会長は、タイム・ワーナーの下でAOLの加入者数の拡大が実現しない場合、AOLの分割もあり得るとしたが、決断の時期は決めていないとした。また、同会長は、「これがうまくいかなければ、かなり違った形で、AOLについて考えなければならない」とも述べ、分割以外の方策を考えていることを明らかにした。タイム・ワーナーとAOLは、2000年に合併を発表し、翌年完了したが、その後、AOLの業績が上がらず、両社の合併は成功していない。17日のタイム・ワーナーの株価は、前日比0.12ドル(0.7%)高の17.07ドルで引けた。【了】