Windows 10アップデートでPCの動作が異常に遅くなるエラーが発生
by DobaKung
日本時間の2016年5月11日(水)にリリースされたWindows 10用の累積アップデート「KB3156421」をインストールすると、Windows 10の動作が異常に遅くなってしまう可能性があることが、ユーザーからの指摘により判明しています。
KB3156421 - Computer is slow after installing latest Cumulative Update : Windows10
Windows 10アップデートで動作が異常に遅くなる可能性 〜10日リリースの「KB3156421」が対象 - PC Watch
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20160511_756756.html
Windows 10用アップデートのKB3156421は、OSのビルドでは「10586.318」が該当し、Windows 10一般ユーザーの多くが対象となっています。アップデート内容には、Cortana、Bluetooth、Internet Explorer 11、Microsoft Edge、Miracast、USBの信頼性の向上、PDFファイルを開いた際のメモリリーク改善などが含まれています。
Cumulative Update for Windows 10 Version 1511 and Windows Server 2016 Technical Preview 4: May 10, 2016
https://support.microsoft.com/en-us/kb/3156421
KB3156421が原因でWindows 10の動作が重くなる現象は、KB3156421をインストールした全てのWindows 10端末に起こっているわけではなく、音声パーソナルアシスタント「Cortana」が不具合に関係していると見られています。
もしもKB3156421によってWindows 10の動作が重くなってしまった場合は、Cortanaをオフにすれば症状が緩和する場合があるとのことで、RedditユーザーのJohn Winkさんが対処方法を紹介しています。まずはCortanaの検索ボックスをクリックして、三本線のメニューボタンをクリック。
「ノートブック」をクリック。
「設定」をクリック。
一番上のボタンを「オフ」に設定すれば完了です。