液体が入ったスマホケースで化学やけどの危険、国民生活センターが注意喚起
発表資料
独立行政法人国民生活センター(以下センター)は21日、内部に液体が封入されたスマートフォンケースについて、化学やけどなどを負う事例が報告されているとして、注意喚起を行っている。
液体が封入されたタイプのスマホケースについては、全国消費生活情報ネットワークシステム(PIO-NET)にも「漏れた液体でかぶれた」、「においで気分が悪くなった」という危害事例が5件報告されており、センターでは使われている液体について皮膚への刺激性をテストすることを決定。「皮膚一次刺激性試験」実施の結果、3銘柄が「強い刺激性」「皮膚腐食性あり」、1銘柄が「中等度の刺激性」と評価された。
なお、事業者に対しては、「商品に封入されている液体の人体への影響等について、適切な表示を行うよう要望します。」「商品に封入された液体を変更するなど、より安全性に配慮した商品の開発を要望します。」との要望を出している。
皮膚一次刺激性の評価
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URL:http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20160421_1.html
2016/04/22