リツイート数30000超! ひたすら「筋トレ」についてツイートするアカウントが話題に! 

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 やる気が出ない、ストレスがたまりがち、自信がない、自分の身体に老いを感じる…。
 もし、これらの問題を一度に解決できる方法があると言われたら、あなたは信じるだろうか?

 「筋トレとプロテインでこの世の99%の問題は解決する」とテンション高く断言するのは、『筋トレが最強のソリューションである マッチョ社長が教える究極の悩み解決法 』(U-CAN/刊)の著者、Testosteroneさんだ。
 このTestosteroneさん、素性をほとんど明かしていないにもかかわらずTwitterでは人気者。「筋トレが、精神的にも肉体的にもいかに良い影響を与えるものか」を格言風にまとめたツイートが好評を呼び、開始後わずか1年でフォロワー数は3万人を突破した。
 なぜ、Testosteroneさんはこれほどまでの支持を得ているのか。その魅力を体感してもらうため、彼の過去のツイートをまとめた本書のなかから、特にリツイート数が多かったものを紹介しよう(※下記それぞれのリツイート数は、2016年3月28日時点でのもの)。

ツイートその1【メンタルが弱ったら試すべき5つの行動】リツイート数:33,454
「あれ? 俺/私メンがヘラってる?」って思ったら試すべき行動
1.8時間睡眠の確保
2.週3日の運動(筋トレが至高)
3.朝起きたら太陽の光を10分は浴びる
4.3食しっかり食べる
5.誰でも良いので悩みを話す(僕はよくダンベルに話し掛けてる)
効果はすべて科学的に証明されています


 内容そのものよりも、「ダンベルに話し掛けてる」「効果は科学的に証明されている」といった表現が、Testosteroneさん独特のユーモアを感じさせてくれるツイートだ。

ツイートその2【筋トレをするともれなく自信がつきます】リツイート数:12,123
自信が無い人は筋トレをして下さい
1.身体がカッコ良くなる
2.異性にモテる
3.テストステロンというホルモンが溢れて気分上々
4.上司も取引先もいざとなれば力づくで葬れると思うと得られる謎の全能感
5.恋人に裏切られてもバーベルがいるという安心感
以上の理由から自信が付きます


 どこまで本気にしていいのか迷ってしまうツイートではあるが、これだけ自信たっぷりに断言されると説得力が出てくるから不思議。ちなみに、テストステロンとは支配欲を司る男性ホルモンの一種で、これが分泌されることによってネガティブな気持ちが打ち消されるという。

ツイートその3【自傷行為に走るなら筋繊維にしろ】リツイート数:17,920
メンタルがヘラってきてるそこの君!自傷行為に走る前に筋トレで筋繊維を傷つけよう!筋トレはある種の自傷行為なので立派な代用になります!ストレス解消になります!長期間続けると「大丈夫?何目指してんの?気持ち悪いよ?」と親族や友人から心配してもらえます!話し相手(ダンベル)もできるよ。


 大喜利的ツイート。もはや、解説するだけ野暮な気もするので、「Testosteroneさんならではの世界観をご堪能下さい」とだけ書いておこう。

ツイートその4【スクワットなしに美尻は生まれない】リツイート数:2,213
女性の場合、筋トレしている人としていない人で圧倒的な差がでるのは腹筋でも腕でもなくお尻。アメリカでは女性への最上級の賛美として「She squats.」「彼女はスクワットをしているに違いない」というセリフがある。丸みのある美しいお尻はスクワットなしに存在しない。レッツスクワット


 「日本生まれだが、高校から大学までをアメリカで過ごした」経験を持つ彼ならではのスクワット論。筋トレに対する見方が少し変化する。これもTestosteroneさんのツイートの大きな魅力のひとつだ。

 いかがだっただろうか?本書では他にも、初心者向け筋トレプラン、ダイエット用の食事メニュー、ジムの選び方などの情報が掲載され、Testosteroneさんの尽きることのない筋トレ愛を感じることができる。
 Testosteroneさんが筋トレを通じて得た人生訓が随所に散りばめられた本書。筋トレに限らずこれまで何かに挑戦しては挫折を繰り返してきた人ほど「刺さる言葉」が見つかるはずだ。
(新刊JP編集部)