テレビ東京「ヨソで言わんとい亭」(17日放送分)では、女子プロボクサーで芸人の安田由紀奈が出演。「波乱過ぎる人生を生きてきた貧乏プロボクサー芸人が壮絶な半生を大暴露!」と題し、借金生活や一家離散といった壮絶な過去を語った。

父と母、母の連れ子の兄との4人家族だという安田は「父はずっとトラックに乗ってて、母は寅さんみたいにどこにおるかわからんような人。お母さんが(一家離散の)主役という原因」と切り出すと「お兄ちゃんは母親の作った借金を肩代わりするために怖い人に連れて行かれた」という恐ろしい過去を告白した。

一家の借金については「お母さんの男、ギャンブル、保証人。3本柱でやってます」と苦笑い。「(借金は)ちゃんとした金融会社もあればブラックなところもある。(父親の)給料は入ってくるのに全部なくなっていくっていう。(父は)めっちゃ真面目です。(今も)きっと払っていると思います」とも。

また、自由奔放な母親に振り回されていたという安田は「浮気相手の子守とか、その人の子供を預けられて私が公園で面倒見ている間に遊びに行ってスッキリした顔で帰ってくる。当時はわからなかった」と振り返った他、アパートが全焼する不運なトラブルや借金取りへの対応方法なども話し、他のゲストらを驚かせた。

だが、一連の原因と言える母親については「恨んだところで誰もハッピーじゃないし面倒くさい。恨むことが面倒くさい」と話すと「だったら楽しい方がいいし、どんだけ愚痴ってもお父さんが報われないから、とりあえずお父さんを幸せにと」と前向きに語った。