名古屋メシの定番!台湾ラーメン発祥のお店「味仙(ミセン)」激辛なスープなのに、箸が止まらない!
日本のほぼ中央に位置する5大都市の一つである「名古屋」といえば、独特すぎる食文化である「名古屋メシ」が、とても有名です。
味噌カツ・ひつまぶし・きしめん・手羽先・天むす、小倉トースト、どて煮、あんかけスパゲティなど、挙げればきりがないほどに魅力的な「名古屋メシ」グルメに溢れています。
そんなたくさんある「名古屋メシ」の中でも、定番の一つになっているのが、今回ご紹介する「台湾ラーメン」です。
・名古屋で生まれた!台湾ラーメン発祥のお店は創業50年の「味仙(ミセン)」
日本の名古屋なのに「台湾」の名前を冠したラーメンが「台湾ラーメン」。なんだかとても不思議なこの「台湾ラーメン」は、実は本家の台湾には存在しておらず、名古屋で生まれたラーメンです。この台湾ラーメンを、この世で初めて提供したのが、名古屋にある「中国台湾料理 味仙(ミセン) 今池本店」さんです。
台湾ラーメンは、1970年代に台湾出身の味仙(ミセン)のオーナーが、従業員のまかない用として作っていたラーメンが元になっています。
それを名古屋の人の口に合うように辛口に味付けするなど、独自のアレンジを加えて考案されたラーメンを「台湾ラーメン」と名付け、お店のメニューとして提供するようになりました。
その後、1980年代の激辛ブームで一気に脚光を浴び、さらに名古屋メシ・ブームもあり、「台湾ラーメン」は、全国的に有名になり、「名古屋メシ」の定番になりました。
・強烈な激辛スープ!だけど、病みつきになる「台湾ラーメン」
台湾ラーメンの特徴は、なんといっても真っ赤なスープから想像出来る通りの強烈な辛さで、最初のひと口目の麺をすすると、むせるほどの辛さに驚いてしまいます。ただ、激辛スープは、ただ辛いだけではなく、挽肉の甘みとニンニクのコクと香りが効いていて、辛さと旨味のバランスが絶妙すぎるあんばいです。どんどんと食べ進めていくうちに、この辛さがとてもクセになり、箸が止まらなくなってしまいます。そうすると、身体がポカポカ熱くなり、食べ終わった頃にはその発汗作用からか、爽快感すら感じてしまいます。
名古屋に訪れた際には、是非とも味仙(ミセン)さんで、激辛で旨い名古屋発祥の「台湾ラーメン」を味わってみてはいかがでしょうか?
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店名 味仙 今池本店 (ミセン)
住所 愛知県名古屋市千種区今池1-12-10
営業時間 17:30〜翌2:00
定休日 年中無休 ただし、5月、6月、7月は月曜定休
ホームページ http://www.misen.ne.jp/