府立堺西高等学校(大阪)

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 明治40年、堺市立の女子高として生まれた大阪府立堺西高等学校。昭和51年に男女共学化が実施され、昭和54年には大阪府に移管、府立堺西高等学校へとなりました。女子ダンス部は過去に大阪の創作ダンス発表大会で優勝するなど実績は十分。写真部、美術部など文科系のクラブが次々と大阪府代表となっています。体育系の部活も盛ん。地元に根差した西高として、サッカー部、ソフトテニス部、バレーボール部では周辺の中学校に声をかけ「西高カップ」を開催し、地域スポーツ振興の一助になっています。

 野球部は、昨秋の府大会では4回戦に進出。香里丘を相手に4対5と惜敗しましたが、粘り強さを見せてくれました。良い春・夏を迎えるために、下半身を鍛える日々。堺西野球部の意気込みを伺ってきました。

チーム基本情報を紹介!

■堺西高校の西川 椋君(学年:2年/役職:主将)にお話を伺いました!

Q. 部員は何人いますか?

 1年生が25人、2年生が18人います。

Q. 練習のグラウンド環境を教えてください。

 校庭を他の部活動と共用しているため、平日は内野と外野で空いているスペースを見つけて練習しています。休日でも、全面使えるのは半日だけという日が多いですね。

やはりどこも練習スペースの確保は苦労していますね。その分集中力が試されます。

[page_break:今年のチームについて]今年のチームについて

グラウンド練習のもよう(府立堺西高等学校)

Q. 今年のチームのウリ(セールスポイント)を3つ教えてください。

 左右のエースがいること。ここぞという場面での集中打。そして、終盤で逆転できる粘り強さがあります。

Q. このオフシーズンではチームとしての目標を教えてください。

 下半身を鍛えて太く強くします。

Q. 下半身強化は、どんなトレーニングを取り入れていますか?

 四股踏みです。これ続けるとけっこうキツいんです。

Q. 四股は我々もひそかに推しております(笑)。ではその練習を乗り越えて、春夏はどんな目標を抱いていますか?

 夏の大会初戦突破です!

秋の大会を振り返って

Q. 秋の大会はチームにとって、どんな大会でしたか?

 チームの弱いところが出てしまい、改めて課題が見つかった大会でした。

Q. 見つけた課題とは?

 取れる時に確実にアウトを取れる守備力を付けなければと感じました。冬はこの辺りを磨いていきます。

Q. 守備から始まる、とはよく言いますものね。さて、チームの中で、秋に活躍した仲間を紹介してください。

 田中 宏樹です。四番として、打ってほしい時に打ってくれました。

Q. それは頼もしい四番ですね。主軸はこうでないと!続いて、チームの中で春以降キーマンとなってくれるであろう選手を教えてください。

 石原 優人に期待しています。チームのラッキーボーイとして、みんなを勢いづかせてほしいです。

Q. さて、2年生にとっては最後となるオフシーズン。1年生にとっては、初めてのオフシーズンだと思いますが、春に向けてどんな冬にしたいですか?

 冬が終われば春夏とあっという間に来てしまうので、1日も無駄にせず、最後に良い結果が出るようにしっかり鍛えていきたいです!

 良い春夏を迎えられるといいですね。楽しみです!

[page_break:指導者が語る!このチームの強み]

 引き続き主将の西川 椋君にお話を伺います!

試合のもよう(府立堺西高等学校)

Q. 高校野球が好きな理由は何ですか?

楽しいから。これにつきますね!

Q. 楽しくなければ続かないですよね。なによりです!ではこの冬はどんな風に過ごしていきたいですか?

春夏で活躍できるように、しっかり筋肉を付けて走り込んでいきたいです。

Q. 四股踏んでバチッと下半身鍛えてくださいね!では、野球をする上でモットーにしている好きな言葉を教えてください。

「楽しんだもん勝ち」です。

Q. ありがとうございます。最後に『自分はここまで成長するぞ!』と、いう熱い宣言と夏までの目標をお願いします。

もっとプレーで引っ張っていけるようになります!

 西川主将、ありがとうございました!楽しみながら鍛え、良い春を迎えてください!

指導者が語る!このチームの強み

■川上 裕介監督に質問!

Q. この冬はどんなテーマを持ってチームを鍛えていますか?

 守備力強化を第一に、失点を防ぐことを目標としています。攻撃では、盗塁やエンドランなどの小技を用いて得点を取ること目指しています。

Q. 西川主将も守備を鍛えたいと言っていました。集中打に小技も加われば鬼に金棒ですね。最後に、厳しいトレーニングに取り組んでいる選手達へ、一言お願いします!

 努力した分、必ず報われます!

 冬を乗り越えた先に、良い春が待っているんですね。川上先生、ありがとうございました!