富士通システムズ・ウエスト(FWEST)は1月28日、北海道に本社を構えるサッポロドラッグストアーにおいて、訪日外国人が店舗でスマートデバイスを用いて自国の言語・文化・習慣に沿ったおもてなしを受けることができるよう、おもてなし接客ソリューション「ボーダレスショップ」の提供に関する実証実験を3月1日より開始すると発表した。

実証実験では、「ボーダレスショップ」を使い、来店した訪日外国人に、商品情報や商品に関連した情報を中国語で提供し、「スムーズに買い物できる」「購買意欲を喚起する」ツールとしての有効性を検証する。

また、ツールを利用した来店客への対応(接客)の利便性に加え、クーポンサービスや再購入サービスなど他サービスとの連携の必要性についても検証する。

実証実験の実施期間は、2016年3月1日〜2016年3月15日までの15日間。実施場所はサッポロドラッグストアー 狸小路大王ビル店で、対象者はスマートフォンで「ボーダレスショップ」のアプリケーションをダウンロードし、買い物に利用していただける来店客となっている。