「17歳で刑務所入り」「4回くらい殺されそうになった」 『独裁者と小さな孫』モフセン監督が壮絶な実体験を語る
この映画の中にはレイプシーンがありますが、周りにいる人たちって黙っているんですよね。要するに見ているのに無関心、怖くて何も言えない。それは、総合的に考えてみると、我々は怖くて黙っているから暴力をふるっている人たちが強くなって、大変なこと、事故や事件などが起こります。すなわち、我々は自分の恐怖感などをコントロールできれば、それを乗り越えれば、暴力も抑えられ、非暴力の運動ができてしまうんですよね。だから我々は何をするべきかと言うと、そういう非暴力の運動をする、そしてそれは、広がっていくことになるはずなんですよね。
この映画を作った時、この映画で自分が有名になるとは思わないし、この映画を配給した方々は、この映画でお金持ちになるとも思っていなかったんですよ。なぜこの映画をいろいろなところで配給してほしいとか、皆に観てほしいかっていうと、皆この映画を観て今の自分の状況を考えてほしいんですよね。今いる、その立場で。自分たちのせいである、人のせいではない、って目覚めてほしいんですよ。
映画『独裁者と小さな孫』は、大ヒット公開中
https://youtu.be/-pODo7e5R3c
■参照リンク
映画『独裁者と小さな孫』公式サイト
dokusaisha.jp
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