【実録】会社でうつ病になった人の4つのパターン!「パワハラ」「いじめ」「激務」
会社で嫌なことがあると、ストレスを抱えてしまい、うつ状態になってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。最近は15人に1人がうつ病になると言われているほど、ストレス社会になってきています。そこで今回は、会社でうつ病になってしまった人について、女性のみなさんにお話を聞いて見ました。
■仕事が忙しくて
・「仕事が忙しくなったことと、モンスター上司にガミガミ言われていたことが原因で、休職する人は大勢いる」(33歳/医療・福祉/事務系専門職)
・「仕事量が膨大な上に、役員から理不尽なことで怒鳴られていた新人」(22歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)
・「他部署であまりかかわりがないのですが、仕事量が多いせいか、会話の少ない部署だからなのか、1人治ると別の人が調子が悪くなるという状況」(27歳/学校・教育関連/専門職)
自分のキャパシティを超える仕事を任されると、責任感の強い真面目な人ほど、うつ病になってしまいやすいとされています。まわりの期待に応えなくてはいけないと思い、さらに悪化していく方もいるのでは……?
■パワハラされて
・「私も含め、同期の女子と後輩、先輩が上司からのパワハラでうつ病になった」(29歳/金融・証券/営業職)
・「新しく他部署から来た上司たちが、彼女だけ必要以上に厳しくあたっていたので、うつになって会社を辞めた」(32歳/医療・福祉/専門職)
・「ひとつ上の女性で、上司たちにいじめ抜かれた」(33歳/医療・福祉/専門職)
先輩や上司からのパワハラを受けて、うつ病になってしまったというお話もあったようです。特に女性に対して、執拗に上司がいじめをするケースがあるようなのですが、我慢せずに、すぐにその上の上司などに相談するようにしましょう。
■人間関係がうまくいかず
・「別部署の人で、上司と折り合いが合わずにうつになった」(30歳/機械・精密機器/事務系専門職)
・「上司と折り合いがつかない」(31歳/金属・鉄鋼・化学/クリエイティブ職)
・「上司からの圧力がつらくて」(31歳/アパレル・繊維/事務系専門職)
会社は人間関係で成り立っているとはわかっているものの、どうしても中には折り合いがつかない相手っていますよね。それが上司であれば、なおさらではないでしょうか。上司が寛大な心を持っていれば、こちらもうつにならなくて済みそうなのですが……。
■同期が……
・「同期。幹部プレゼンの際に失敗したことが原因らしい」(28歳/機械・精密機器/技術職)
・「同僚。仕事のストレスが原因」(31歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「同僚。理由までは知らない」(29歳/ソフトウェア/技術職)
気が付けば自分の同期が、知らぬ間に何人も辞めていたってことありますよね。仕事のミスやストレスが原因で、うつ病になってしまう方もいらっしゃいます。周囲が早めに気づいて、サポートしてあげることが大切ですね。
■まとめ
うつ病というのは、一見するとわかりにくい病気のため、なかなか気づいてあげられないことが多いものです。心の病気は病気じゃないと思い、ひとりで抱え込んでいる方も多くいらっしゃいます。周囲の方が気づいてあげられる環境作りをしておきたいものですね。
(ファナティック)
※画像は本文と関係ありません
※『マイナビウーマン』にて2015年10月にWebアンケート。有効回答数220件(22歳〜34歳の働く女性)