とてもダサい“オープンカー”、メディアの問い合わせに持ち主激怒。

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“オープンカー”と聞くと「おしゃれでカッコイイ」、そんなイメージを抱く人は多いのではなかろうか。しかし、中国では先日、一風変わった“オープンカー”の存在が確認され、「とてもダサい」と話題になった。

この“オープンカー”が目撃されたのは、8月28日夕方の重慶市でのこと。ネットユーザーが新浪微博(中国版ツイッター)に投稿した6枚の写真には、1台のワゴン車が写し出されていたのだが、このワゴン車、ルーフ部分がすべてなく、右のリアドアも外れている。車内のシートもヨレヨレで、「助手席に乗りなよ」なんて声をかけられても絶対に乗りたくない雰囲気をこれでもかと醸し出している。運転手の赤いヘルメットが唯一のおしゃれか。

しかし、この“オープンカー”、走行自体は問題ないようで、写真を撮影したネットユーザーが乗車していたバスを猛スピードでぐんぐん追い越していったそうだ。

後日、地元メディアが“オープンカー”の持ち主と接触したところ、記者から自身の車が話題になっていることを聞かされた男性は怒って電話を切ってしまったとのこと。それもそのはず、この“オープンカー”の存在を知らされた政府関連部門は、すでにこの“違法車”を処罰すべく動き出しているのだという。