芸人パンサーがスティッチに宣戦布告!? 声優挑戦の3人にインタビュー!
お笑いトリオ・パンサーが声優にチャレンジ! 8月7日よりディズニー・チャンネルで世界初放送される「スティッチ!」シリーズ最新作『スティッチ!パーフェクト・メモリー』で声優に抜擢され、指名手配犯の3人(?)のエイリアンを演じる彼ら。この凶悪なトリオをどう演じるのか、声入れ直前のパンサーにインタビューして心境を聞いた。しかし、気がつけば話は脱線し、最後には……。
――キャラクターを演じる上で気をつけたいと思う部分は?
向井慧(以下、向井)「僕が演じるのは悪役3人組のリーダー格なんですが、パンサーでは僕が一番年下で。一番上の立場でしゃべったことがないんですよ」
――普段、おふたりには敬語ですもんね。
向井「そこをいかになくせるかに苦労しそうです。(尾形を指差し)こっちには命令できると思うんですけど、菅さんに命令口調で話したことがないので」
尾形貴弘(以下、尾形)「こっちはって……」
菅良太郎(以下、菅)「(向井は)9歳下ですからね」
――あとで呼び出されてキレられたりして(笑)。
向井「以前は、同い年の友だちの設定のコントでタメ口きくだけでキレてましたからね。タメ口どころか命令することになるので、ちょっと不安ですね」
菅「でも、逆にドキドキするかもしれないですね。『こんなに上から来られたことないのに……』とか」
――意外とそっちだったんだ、みたいな。役柄は凶悪な指名手配犯ですが、役作りなどはされましたか?
菅「僕は役作りする必要はいっさいなかったですね」
向井「そのままで、指名手配犯をいけるのが菅さんなので」
――キャラクターがご自身に似ていると感じたことは?
向井「尾形さんなんかは、ほぼ実写でもいけるくらい……」
尾形「いけねーだろ! 岩みてえな肌質じゃねえか」
菅「でも、僕のキャラにはヒゲをつけてくれたんですよ」
――それはうれしいですね。
菅「しかも、ロン毛ですしね」
向井「これが毛かどうかは俺には分かんないですけど」
――アドリブ入れてやろう、みたいな企みは?
向井「いかに尾形さんの持ちネタ『サンキュー!』を入れられるかですよね」
尾形「(小声で)……やります」
――逆にそっちがよかったって採用されるかもしれないですしね。皆さん、声優自体のご経験は?
向井「僕は以前、海外ドラマの声当てを経験したことはあります」
菅「『蟹』って単語を言うだけの仕事はありました」
――『蟹』って何ですか?
菅「蟹が出てきたら映像に合わせて『蟹』って言うだけの仕事です。7〜8秒でクランクアップしました(笑)」
尾形「僕は『シャキーン!』。パンツの役です……ですから実質初めてです。でも僕は今回も長ゼリフないんですけど。逆に、短い部分でどれだけインパクトを残すか考えてます」
――今後チャレンジしたい声などありますか?
菅「シェリーメイ(※)とか、まだ枠ありますよね? しゃべってないですもんね。初めてしゃべって俺の声だったらすごい衝撃ですよね」
向井「こんなに低くて、こんなにいい声だったんだって」
※シェリーメイ:熊のぬいぐるみをモチーフにしたディズニーのキャラクター「ダッフィー」の友だち
――主役級のキャラとかは。
尾形「『尾形&スティッチ』とかね」
向井「それはないですけどね」
尾形「いいじゃん! 38歳のおっさんとスティッチが絡むことができたらすごいでしょ」
――スティッチに親近感を抱く部分はありますか?
向井「いたずらっ子の部分でいうと、尾形さん、よくドッキリかけられたり、イタズラされる側なんですけど。一度楽屋で、尾形さんのバッグに満タンに水を入れた2リットルのペットボトルを5本ほど忍ばせておいたんです」
――それはテレビの企画ではなく?
向井「じゃないです。若手たちが集まって、ただのイタズラで。でも、尾形さんはそれにまったく気付かず背負って……」
尾形「全然気づかなかったです」
向井「確実に重くなってるはずなんですけどね。10キロ分。右肩が下がったまま帰っていったんで(笑)」
――普通、気づくでしょう。
尾形「いや、重いとか考えないんで。『カバン→持つ→帰る』のことしか頭にないんですよ。水はちゃんと家でおいしく水割りに使いました(笑)。スティッチの話と関係ないじゃん!」
――この役をすることで今後、お笑いに役立ちそうなことは?
尾形「『スパーッ!』ってセリフがあるんですが、それを新ギャグに」
――勢いは『サンキュー!』に似てますよね。これからの声当てでアレンジして変えたら怒られますかね?
菅「まあ、僕らが怒ると思うんですけどね。でも、新ギャグのためにモーションも決めた方がいいんじゃないですか? 『サンキュー!』はこうじゃないですか? (人差し指を突き出す仕草)。『スパーッ!』も真似しやすいような動きをつけた方が」
尾形「(顔の前で両手を交差し手のひらをアゴに添え)スパーッ!!」
(一同爆笑)
向井「それ宮尾すすむさんの『ハイッ!』じゃないですか(笑)、それはダメよ。もうやってる人いるんだから」
尾形「収録もこれで一発オーケー狙いますよ」
向井「尾形さん、セリフを覚えるのが苦手なんですけど、今回は台本見ながら演じることができるんでそこは安心ですね」
尾形「そうだよね」
向井「でも、まだ怖いですね。尾形さん、以前コントで『クレープ』ってセリフひと言だけなのに何回やっても『ピザ』って間違えたり」
尾形「形で覚えてるんですね。三角だから」
向井「だから、今日も絶対『スパーッ!』じゃなく『ハイッ!』って言ってしまう(笑)」
――では、最後にこの役にかける意気込みをお聞かせください!
向井「まさか芸人やってて、ディズニーに関わる日が来るとは! という心境です。昨日も普通にプライベートでディズニーランドに行ってましたし。自分の芸歴の全てをこの作品にぶつけたいと思います」
菅「夏休み中の公開ということで、お子さんの思い出に残るように……(にこやかに)あっ、たまたま題が『パーフェクト・メモリー』でした」
向井「偶然ですか? すごいですね〜」
尾形「(記者に向かって)こうやって会うことはもう二度とないと思います。なぜなら我々はこの作品で一気に売れるから! これでドーンと行って僕らはすごい声優になってるだろうし」
――マジですか。
尾形「そこまで行ったら取材NG出します。話しませんよ。よかったですね、その前に会えてという感じです(笑)」
――じゃあ、今回の取材はこちらにとっての『パーフェクト・メモリー』になるわけですね(笑)。
尾形「何でそれ先に言うんですか!!」
日本国内製作TVアニメーション『スティッチ!パーフェクト・メモリー』は、8月7日(金)18:30よりディズニー・チャンネルにて世界初放送。
© Disney
――キャラクターを演じる上で気をつけたいと思う部分は?
――普段、おふたりには敬語ですもんね。
向井「そこをいかになくせるかに苦労しそうです。(尾形を指差し)こっちには命令できると思うんですけど、菅さんに命令口調で話したことがないので」
尾形貴弘(以下、尾形)「こっちはって……」
菅良太郎(以下、菅)「(向井は)9歳下ですからね」
――あとで呼び出されてキレられたりして(笑)。
向井「以前は、同い年の友だちの設定のコントでタメ口きくだけでキレてましたからね。タメ口どころか命令することになるので、ちょっと不安ですね」
菅「でも、逆にドキドキするかもしれないですね。『こんなに上から来られたことないのに……』とか」
――意外とそっちだったんだ、みたいな。役柄は凶悪な指名手配犯ですが、役作りなどはされましたか?
菅「僕は役作りする必要はいっさいなかったですね」
向井「そのままで、指名手配犯をいけるのが菅さんなので」
――キャラクターがご自身に似ていると感じたことは?
向井「尾形さんなんかは、ほぼ実写でもいけるくらい……」
尾形「いけねーだろ! 岩みてえな肌質じゃねえか」
菅「でも、僕のキャラにはヒゲをつけてくれたんですよ」
――それはうれしいですね。
菅「しかも、ロン毛ですしね」
向井「これが毛かどうかは俺には分かんないですけど」
――アドリブ入れてやろう、みたいな企みは?
向井「いかに尾形さんの持ちネタ『サンキュー!』を入れられるかですよね」
尾形「(小声で)……やります」
――逆にそっちがよかったって採用されるかもしれないですしね。皆さん、声優自体のご経験は?
向井「僕は以前、海外ドラマの声当てを経験したことはあります」
菅「『蟹』って単語を言うだけの仕事はありました」
――『蟹』って何ですか?
菅「蟹が出てきたら映像に合わせて『蟹』って言うだけの仕事です。7〜8秒でクランクアップしました(笑)」
尾形「僕は『シャキーン!』。パンツの役です……ですから実質初めてです。でも僕は今回も長ゼリフないんですけど。逆に、短い部分でどれだけインパクトを残すか考えてます」
――今後チャレンジしたい声などありますか?
菅「シェリーメイ(※)とか、まだ枠ありますよね? しゃべってないですもんね。初めてしゃべって俺の声だったらすごい衝撃ですよね」
向井「こんなに低くて、こんなにいい声だったんだって」
※シェリーメイ:熊のぬいぐるみをモチーフにしたディズニーのキャラクター「ダッフィー」の友だち
――主役級のキャラとかは。
尾形「『尾形&スティッチ』とかね」
向井「それはないですけどね」
尾形「いいじゃん! 38歳のおっさんとスティッチが絡むことができたらすごいでしょ」
――スティッチに親近感を抱く部分はありますか?
向井「いたずらっ子の部分でいうと、尾形さん、よくドッキリかけられたり、イタズラされる側なんですけど。一度楽屋で、尾形さんのバッグに満タンに水を入れた2リットルのペットボトルを5本ほど忍ばせておいたんです」
――それはテレビの企画ではなく?
向井「じゃないです。若手たちが集まって、ただのイタズラで。でも、尾形さんはそれにまったく気付かず背負って……」
尾形「全然気づかなかったです」
向井「確実に重くなってるはずなんですけどね。10キロ分。右肩が下がったまま帰っていったんで(笑)」
――普通、気づくでしょう。
尾形「いや、重いとか考えないんで。『カバン→持つ→帰る』のことしか頭にないんですよ。水はちゃんと家でおいしく水割りに使いました(笑)。スティッチの話と関係ないじゃん!」
――この役をすることで今後、お笑いに役立ちそうなことは?
尾形「『スパーッ!』ってセリフがあるんですが、それを新ギャグに」
――勢いは『サンキュー!』に似てますよね。これからの声当てでアレンジして変えたら怒られますかね?
菅「まあ、僕らが怒ると思うんですけどね。でも、新ギャグのためにモーションも決めた方がいいんじゃないですか? 『サンキュー!』はこうじゃないですか? (人差し指を突き出す仕草)。『スパーッ!』も真似しやすいような動きをつけた方が」
尾形「(顔の前で両手を交差し手のひらをアゴに添え)スパーッ!!」
(一同爆笑)
向井「それ宮尾すすむさんの『ハイッ!』じゃないですか(笑)、それはダメよ。もうやってる人いるんだから」
尾形「収録もこれで一発オーケー狙いますよ」
向井「尾形さん、セリフを覚えるのが苦手なんですけど、今回は台本見ながら演じることができるんでそこは安心ですね」
尾形「そうだよね」
向井「でも、まだ怖いですね。尾形さん、以前コントで『クレープ』ってセリフひと言だけなのに何回やっても『ピザ』って間違えたり」
尾形「形で覚えてるんですね。三角だから」
向井「だから、今日も絶対『スパーッ!』じゃなく『ハイッ!』って言ってしまう(笑)」
――では、最後にこの役にかける意気込みをお聞かせください!
向井「まさか芸人やってて、ディズニーに関わる日が来るとは! という心境です。昨日も普通にプライベートでディズニーランドに行ってましたし。自分の芸歴の全てをこの作品にぶつけたいと思います」
菅「夏休み中の公開ということで、お子さんの思い出に残るように……(にこやかに)あっ、たまたま題が『パーフェクト・メモリー』でした」
向井「偶然ですか? すごいですね〜」
尾形「(記者に向かって)こうやって会うことはもう二度とないと思います。なぜなら我々はこの作品で一気に売れるから! これでドーンと行って僕らはすごい声優になってるだろうし」
――マジですか。
尾形「そこまで行ったら取材NG出します。話しませんよ。よかったですね、その前に会えてという感じです(笑)」
――じゃあ、今回の取材はこちらにとっての『パーフェクト・メモリー』になるわけですね(笑)。
尾形「何でそれ先に言うんですか!!」
日本国内製作TVアニメーション『スティッチ!パーフェクト・メモリー』は、8月7日(金)18:30よりディズニー・チャンネルにて世界初放送。
© Disney