2000年代のバルサで一世を風靡したロナウジーニョ(左)とエトー(右)。トルコでコンビ復活だ。 (C) Getty Images

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 かつてバルセロナで一世を風靡したロナウジーニョとサミュエル・エトーのコンビがトルコで復活する。
 
 メキシコのケレタロとの契約を解消し、フリーとなっていた元ブラジル代表のロナウジーニョが、トルコのアンタルヤスポルとの契約に合意したと英紙『デイリー・メール』が6月30日に伝えた。
 
 アンタルヤスポルのギュルテキン・ゲンセル会長は、「我々はロナウジーニョと契約合意に達した。一両日中にも正式発表できるはずだ」とコメントし、ロナウジーニョ本人もインスタグラムで「やあ、みんな。トルコで会いましょう」と移籍を事実上認めている。
 
 今シーズン昇格を果たしたアンタルヤスポルは、24日にはサンプドリアを退団したエトーの獲得を発表しており、2000年代のサッカーシーンを彩った「ロナウジーニョ&エトー」のコンビが7年ぶりに復活することになった。
 
 ロナウジーニョとエトーは04年から08年までともにバルサでプレー。卓越した個人技と息の合ったコンビネーションで観客を魅了し、勝利をほしいままにした。05-06シーズンにはチャンピオンズ・リーグとリーガ・エスパニョーラの2冠を制するなど、4年間で5つのタイトルをバルサにもたらしている。
 
 35歳になったロナウジーニョと34歳になったエトーは、トルコの地で最後のひと花を咲かすことができるのか。
 
 ちなみに、ギュルテキン会長は「エトーとロナウジーニョのほかにもうひとり、ビッグネームを獲得する。世界があっと驚く名前だよ」
 と、さらなる大物の獲得を示唆している。