6月16日に開催されたロシアW杯アジア地区2次予選、日本代表はホームでシンガポール代表にスコアレスドローという痛恨の結果に終わってしまった。シンガポールからすれば”歴史的な引き分け”といえるかもしれないが、その立役者と言えるゴールキーパー、イズワン・マフブドが、ネット上で一躍話題となっている。

日本代表ヴァヒド・ハリルホジッチ監督も「シンガポールのGKを褒めなければいけない。6、7点は彼が止めた」と会見で賞賛したマフブドだが、彼の個人のFacebookにも「フルタイムに渡る献身的な守備が素晴らしかった」「我々の誇り」「二次予選突破も夢物語じゃない」「ホントにベストプレイだったよ」「君はアジアでトップクラスのキーパーだ」といった、マフブドへのお祝いコメントが並んだ。

現在マレーシア・スーパーリーグのライオンズXIIに所属しているマフブドのパフォーマンスは、東南アジアのサッカーのレベルアップを実感させるものとして日本のサッカーファンの目にもうつったようだ。日本人のファンからも「多くの日本人はスーパーセーブに驚いた」と日本語のメッセージが寄せられている。

下馬評やFIFAランキングからも、試合前には「格下」との意見が大勢を占めていたシンガポール代表だが、現在2次予選グループEを1勝1分でトップ、一躍アジアでも注目のチームに躍り出た。

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