6月14日、コロラド・ロッキーズ戦に代打出場したマイアミ・マーリンズのイチローがヒットで出塁すると、2試合連続となる盗塁を決め、メジャー通算500盗塁まであと7盗塁としている。

イチローは同11日の試合ではメジャー通算安打数で歴代39位に並び、38位のザック・ウィート氏の記録まであとわずかとなっている。

そんなイチローについて、海外のネット掲示板では「3000本にどんどん近づいてきてワクワクする」「数字だけが彼の価値ではないけど、達成してほしい気持ちでいっぱいだ」と、記録への期待を込めたコメントが並んでいる。

そんなイチローについては話題がつきないようで「3000本の大台を達成する球団」としては、現在所属するマーリンズファンの他、メジャーでは最も在籍年数が長かった古巣シアトル・マリナーズファンが名乗りを上げている。

その他、イチローが今季中に何本まで安打数を伸ばせるか、との議論も盛んだ。中には「試合シーズン消化38%で、イチローは37本打った(11日現在)」ことから、「予想では少なくとも60本以上は打つと思うから、通算2940本には届く」といった試算もなされている。

この試算が正しければ、来季にはメジャー通算3000本を達成することになる。来季以降の契約についても、現在打率は.278ということから、どこかの球団がオファーを出すだろうとの議論が多勢で、現地ではイチローの偉業達成については比較的楽観視されているようだ。