日本相撲協会が1年越しで戦いつづける敵
「継続は力なり」という言葉を体現するかのような粘りの戦いに、大相撲の底力を垣間見た思いです。
先月24日、照ノ富士の初優勝で幕を下ろした大相撲夏場所。土俵上での熱戦とは別に、もうひとつの戦いが静かに行なわれていました。その敵とは、デング熱。昨年の夏、東京で流行の兆しを見せ、警戒が広まった伝染病です。蚊が媒介するということから、駆除のために各地で殺虫剤を噴霧し、蚊を駆除したことは記憶にも新しいところ。
あれから1年が過ぎ、最近はデング熱という言葉も聞かなくなりました。しかし、伝染病が完全になくなるということはありません。海外からの渡航者がウイルスを持ち込むことは十分に考えられ、再びの流行がないとは言えません。勢いが衰えたからといって、それで終わりということはないのです。
その認識を持って、今も日本相撲協会はデング熱と戦いつづけています。何と、大相撲夏場所の期間中、両国国技館の外周通路には来場者向けに虫除けスプレーが設置されていたのです。この外周通路は入場する力士たちを間近で見られる人気のスポット。場所中は多くのファンが集う場所です。しかし、屋外ということもあり、周囲には植え込みも多く、蚊の発生が懸念される場所でもありました。そこに設置された無料で自由に使える虫除けスプレーは、入場する力士たちを外周通路で待つファンにとって強い味方となるものです。
(文=フモフモ編集長 http://blog.livedoor.jp/vitaminw/)
先月24日、照ノ富士の初優勝で幕を下ろした大相撲夏場所。土俵上での熱戦とは別に、もうひとつの戦いが静かに行なわれていました。その敵とは、デング熱。昨年の夏、東京で流行の兆しを見せ、警戒が広まった伝染病です。蚊が媒介するということから、駆除のために各地で殺虫剤を噴霧し、蚊を駆除したことは記憶にも新しいところ。
その認識を持って、今も日本相撲協会はデング熱と戦いつづけています。何と、大相撲夏場所の期間中、両国国技館の外周通路には来場者向けに虫除けスプレーが設置されていたのです。この外周通路は入場する力士たちを間近で見られる人気のスポット。場所中は多くのファンが集う場所です。しかし、屋外ということもあり、周囲には植え込みも多く、蚊の発生が懸念される場所でもありました。そこに設置された無料で自由に使える虫除けスプレーは、入場する力士たちを外周通路で待つファンにとって強い味方となるものです。
(文=フモフモ編集長 http://blog.livedoor.jp/vitaminw/)