大相撲夏場所で初優勝をはたした照ノ富士。表彰式では天皇賜杯・優勝旗・内閣総理大臣杯はもとより、各国からの友好杯、各地の都道府県の知事賞、企業からの表彰など本当にさまざまな賞が贈られました。

しかし、そんなめでたい表彰式において痛恨のミスが発生してしまいます。

ミスの主役となったのは、コカ・コーラ賞の贈呈のためにやってきた日本コカ・コーラ株式会社の代表者。コカ・コーラ社の代表者は、表彰状を読み上げる際、照ノ富士の正式な四股名であるところの「照ノ富士 春雄（てるのふじ はるお）」と読み上げるべきところを、何と「はるまふじ てるお」と読み上げてしまったのです。

これは部屋の兄弟子でもある横綱・日馬富士に引きずられたことと、「てる」「はる」「ふじ」と同じようなフレーズがつづくことから、いろいろ混ざってごっちゃになってしまったものと想像されます。

そのゴッチャ具合が思った以上にしっくりきていたせいか、痛恨のミスでありながらも表彰式に混乱はなく、無事にコカ・コーラ賞は照ノ富士に贈呈されました。日本コカ・コーラ株式会社もホッとひと安心といったところでしょうか。

普段の相撲中継では耳にする機会の少ない「はるお」の部分を強く意識することで起こるミスだとすれば、今後も同様のケースが再発するかもしれません。各団体の代表者のみなさん、「はるまふじ てるお」にご注意ください。あと「てるまふじ　のるお」「はるのふじ まるお」「てるのふじ はるま」あたりも危ないと思いますので、あわせてお気をつけください。

（文＝フモフモ編集長　http://blog.livedoor.jp/vitaminw/）