5月30日、ドルトムントはDFBポカール決勝のヴォルフスブルク戦に1−3で敗戦し、ユルゲン・クロップ監督のラストゲームを勝利で飾ることができなかった。

しかし、ドイツ<キッカー>誌は香川真司にチーム内最高点となる2点を与えている。

先制アシストを含め多くのチャンスを生み出した香川は「ドルトムント内でのベストプレイヤー。疲れを見せないプレー、針の穴を通すような巧みなゲームメイキング、1対0の場面で素晴らしいクロスを放った。広い視野とコントロールされたパス」と広範囲で高い評価を獲得している。

負け試合としては異例ともいえるマン・オブ・ザ・マッチと、ヴォルフスブルクのグスターボと並ぶ2点を獲得した。

この香川への評価に関して、ネット上でも「彼の努力が無駄になったのが残念」「香川のクロップへの愛情が感じられたゲーム」「本当に全力で戦ったと思う」とプレー内容に関しては賞賛の声が多い。

また、不振が続いた今シーズンのドルトムントを総括して「ヨーロッパリーグに出れるだけ良かった」「もっと良い結果(カップ戦の優勝)を期待していたけど、やっと悪夢のような今シーズンが終る」といった声も寄せられている。